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モスクワ無差別テロ事件 [世の中]

  話題としては少し遅れましたが、モスクワ郊外のコンサート会場で起こった銃乱射テロ事件は、死者がすでに200名を超えているようです。久しぶりにイスラム国IS)の犯行声明を聞いた気がします。
 ロシアウクライナと戦争中であり、死傷者もだいぶ出ているわけで、われわれの感覚もいささか麻痺しているかもしれません。テロで200名以上の死者が出たと言われても、意外と衝撃が薄いように思えます。しかし、私も日誌でISテロについてあちこちの事件を記してきましたが、200名以上というのは飛び抜けて多い数です。
 ニースでトラックを暴走させて当たるを幸い轢き殺した事件が、五十数名の死者を出しており、かなり衝撃的だったのを憶えています。まあ、刃物や銃器を用いず、自動車を兇器に使ったというのが衝撃的であったわけですが。
 その前に起こったパリブリュッセルでの事件、またそのあとに起こったロンドンテヘランの事件にせよ、死者数は多くても数十人、中には数名ということもありました。だから罪が軽いというわけでもないのですが。
 2002年に、私自身が遭遇したマドリッドの爆破テロは、アルカイダの仕業であったとあとになってわかりましたが、相当な被害があったものの、いま見返してみると、負傷者は非常に多かったものの、死者は191名でした。このたびのモスクワのテロは、それをあっさりと上回っています。大事件です。

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新幹線と在来線 [世の中]

 北陸新幹線の延長が成り、敦賀まで新幹線で行けるようになりました。東京から敦賀まで乗り換え無しで行ける列車というのは、私の記憶にはありません。かつての特急「白山」金沢止まりでしたし、たぶん夜行急行「越前」福井まで行っていたのがいちばん遠くだったような気がします。しかし東海道新幹線と関西~北陸特急を乗り継ぐほうがずっと速かったせいか、金沢行きの「加賀」などと較べても「越前」は早い時期に廃止されてしまったようです。たぶんその当時、米原ルートと直江津ルートの所要時間や手間などが均衡するのが金沢あたりだったのでしょう。
 私はまだ長野以遠の北陸新幹線にも乗っていない人間ですので、敦賀まで乗るのもずっと先のことになりそうです。基本的に私は新幹線が嫌いで、できることなら使いたくないのですが、いまや新幹線に乗るのが鉄道利用ルートとしては唯一絶対、というところも増えてきました。在来線ファンとしては寂しい限りです。
 延長部分である金沢~敦賀間も、かねてよりの取り決めに従い、在来線は第三セクターが運営することになりました。短距離路線だったIRいしかわ鉄道は、石川県を貫通する堂々たる幹線となりましたし、大聖寺~敦賀間は新しく設立されたハピラインふくいの管轄となりました。

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「異国からの訪ね人と思い出の路線図」リプレイ [趣味]

 「地下謎への招待状」「鉄道探偵」のリプレイを続けざまにアップしていますが、この前の日曜(3月17日)にも、ひとつ謎解きをしてきました。
 「異国からの訪ね人と思い出の路線図」というイベントで、都電荒川線日暮里・舎人ライナーの沿線に限定されたライトな謎解きです。この範囲では、2020年「不思議なキャンバスの秘密」というのをやりましたが、その同じシリーズです。ただし、鉄道探偵とは違って登場人物などの共通性はありません。また、それから4年のあいだに、もういちどシリーズを開催したようでしたが、どうやら私はそれを見逃してしまったようです。
 今回のも、「鉄道探偵」プレイ中に、都営地下鉄の車内でポスターを見て知ったのでした。このところやや、謎解きイベントへのアンテナが鈍っていたようです。タカラッシュ!社の謎解きイベントに参加することで獲得できるハンターズポイントも、確認したら180日間新規ポイントが無かったので失効してしまったとか。800点以上貯めていたのに、残念です。
 「異国からの訪ね人と思い出の路線図」は、今日(3月21日)にイベント期間が終了するとのことで、
 「これはさすがに参加は無理かな」
 とマダムと話していました。

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「鉄道探偵と氷点下2℃の幻影」リプレイ(2) [趣味]

 3月10日(日)にプレイした京王電鉄・都営地下鉄共同開催の鉄道謎解きイベント「鉄道探偵と氷点下2℃の幻影」のリプレイ続きです。
 先にやった「京王編」では、鉄道探偵「K」「橋本永山」という写真家と共に、最近亡くなったライバル写真家「菊川めじろ」の残した挑戦を受けるという趣向でした。
 それに対して「都営編」では、事務所で留守番をしていた探偵助手「J」のところへ、女性の依頼人がやってくるところからはじまります。なんとその女性は菊川めじろの一人娘で「菊川春」と言い、亡くなった父の最後の写真を探して貰いたい、という相談だったのでした。ややお調子者の「J」は、このくらいなら自分でも解決できるだろうと考えて、依頼を受けることにしたのでした。
 登場人物に駅名にちなんだ名前をつける鉄道探偵シリーズですが、「春」という駅はありません。「春日」のアレンジかな、とも思いますが。
 菊川春の持参した何枚かの写真とメモをもとに、ふたりは都営地下鉄の駅をめぐることになります。

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「鉄道探偵と氷点下2℃の幻影」リプレイ(1) [趣味]

 「地下謎への招待状2023」と同じく、この3月17日で終了した鉄道謎解きイベント「鉄道探偵と氷点下2℃の幻影」ですが、マダムと私は終了1週間前の3月10日(日)にプレイしてきました。思いのほか時間がかかって、帰宅したのは22時半頃になってしまい、しかもそのあとで自宅で続ける「エクストラ編」をやっていたらあっさりと日付が変わってしまいました。そのため、当日の「挑戦記」が書けなかったわけですが、どうせもう1週間でイベント期間が終了するので、もう終わってからリプレイとして書いてしまおうと思い、いままで触れずにおりました。さきに「地下謎」の解決篇が入ってしまったので遅くなりました。
 私はもっぱら自己満足のために解決篇やリプレイを書いていたのですが、案外と役立ててくださる読者も居られるようです。途中でリタイアしてしまったので先がわかってありがたかったとか、偶然ゴールはできたものの途中経過がよくわかっていなかったとか、そんなコメントもいただきました。そしてこの「氷点下2℃」も、リプレイを楽しみにしていますというコメントが寄せられていました。そういうかたがたには少々じれったい想いをさせてしまったかもしれず、お詫び申し上げます。

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「地下謎への招待状2023」解決篇(2) [趣味]

 2月16日(日)にプレイしてきた「地下謎への招待状2023」の解決篇続きです。
 王子からスタートして、神保町・月島・根津・日比谷を経て、最後の駅である神谷町に向かいました。
 「終章 旅の終着点」の袋とじを開けると、どうやら東京タワーに向かうことになるようでした。かなり距離があります。最後まで歩かせてくれます。まあ、最終目的地が東京タワーというのも、なかなかシャレてはいますが。
 「ガイドブック」の指示に従って歩くと、芝高校正則高校のあいだの路地を抜けて、芝公園の一角に出ました。大きな広場になっています。その広場に立って、青い大きな3つのアルファベットを探せ、というのが最初の指示でした。真ん中の「M」だけは明かされています。
 すでに18時近く、あたりはすっかり暗くなっていましたが、それだけに求めるアルファベットはかえってすぐに見つかりました。青く光っているのでいやでも目立つのです。日本能率協会JMAのロゴでした。
 このJが①、Aを②として、

  ①+②+②=③
  ①=①②④③
  ②=②④E  のとき

  ①ー②ー②=?

 という等式を解けというのが問題です。答えは1桁の数字になるそうです。

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「地下謎への招待状2023」解決篇(1) [趣味]

 2月16日(金)プレイしてきた「地下謎への招待状2023」が、今日(3月17日)でイベント期間が終わったので、例によって解決篇を上げておきます。
 コロナ禍で「2020」と「2021」が見送られ、「2022」は以前のイベントのリニューアル「2014revival」でお茶を濁し、いわば4年ぶりの「地下謎」です。それだけにいろいろと気合いが入っているように感じられました。「東京にまつわる物語」をいろいろと探訪するというテーマになっていました。
 それはそれで興味深いものがあるのですが、ここではとりあえず、謎に関する部分だけピックアップして、私たちが探索した道順で記しておきたいと思います。 

 朝の10時ころに、メトロ南北線王子駅定期券売り場で、予約してあった「謎解きキット」を入手した私たちは、とりあえず王子駅のプラットフォームのベンチに坐って、「第一章 東京メトロ」に取り組みました。これは、訪れるべき駅を割り出すための謎です。いままではこれもパズルになっていることが多かったのですが、今回は趣向が変わっていました。
 その前に、謎解きキットの中身を紹介しておきます。まず恒例の「ファイルバッグ」。ほかのアイテムが全部入るようになっていて、持ち手もついているクリアファイルです。今回は「ペグシル」を差すポケット、「東京メトロ24時間パス」を差すポケットもつけられていました。24時間パスは、これも例によって今回のイベントのための特別仕様です。ポケットにはなぜかいくつかの窓があいていて、そこは透明になっていたのですが、その理由はあとで判明します。

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代田という土地 [世の中]

 世田谷区代田にある私の実家は、交通の便は良いのですが、近くにスーパーマーケットというものが1軒もありません。
 老齢の上、両親ともに要介護2という状態なので、最近はだいたい週に一回訪ねています。それと別に妹も週に一回行っているようです。あとは訪問リハビリの人が週1、2回来てくれるそうなので、まあ人目はわりと頻繁にあるわけで、いまのところ不安というほどのことはありません。
 で、訪ねるときにはたいてい、自分の家の近くで買い物をして行きます。母からいろいろ頼まれることもありますが、特にリクエストが無くとも、その日の昼食(これは私も一緒に食べる)と夕食、果物や食パンなどは買ってから実家へ向かいます。
 去年の夏くらいからそういう生活が続いているので、暑いうちは刺身など持ち歩くと傷みそうでしたから、どこかで貰った保冷バッグに保冷剤を入れ、そこに食材を詰め込んで行くというのがいつものことになりました。寒くなってからも同じようにしています。保冷剤は夏のうちは大きいのを2個入れても、代田に着くとだいぶ柔らかくなっていましたが、最近はさすがに1個で充分、帰宅してもまだ固いままです。

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「悪の組織」を考える [いろいろ]

 TOKYO MXテレビで放映している、「仮面ライダー」第一期のデジタルリマスター版は、「V3」「X」「アマゾン」と来て現在「ストロンガー」まで順調に回数を重ねています。実のところ「X」以降は私はほとんど見ていないので、新鮮な気分で視聴しています。「アマゾン」に出てくる獣人たちが、かなりリアルな動物や昆虫のフォルムを持っていることに、あらためて驚いたりしています。
 番組は見ていないのに、なぜか知識だけはあって、「X」の敵組織がG.O.D.機関であるとか、「アマゾン」の敵は前半が十面鬼率いるゲドン、後半がゼロ大帝率いるガランダー帝国、などというのは昔から知っています。子供雑誌によく載っていたのでした。その子供雑誌もあまり読まなくなった「ストロンガー」の頃からはやや曖昧になりますが、それでもあちこちから情報を補充して、ひととおりのことはわかっている気がしています。
 デジタルリマスター版のシリーズが「ストロンガー」で終わるのか、スカイライダースーパー1などまでやってくれるのか、どちらにしても愉しませて貰っています。
 さて、ライダーについて語っているとまたきりがなくなるのですが、それよりも敵となる「悪の組織」というものについて、私はいつのころからか違和感を覚えるようになっていました。

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「私立探偵」を考える [いろいろ]

 前回は、警察官の階級などについて考えてみましたが、古典的な推理小説で活躍するのはなんと言っても「私立探偵」です。
 推理小説界では、長いこと「私立探偵」が主役で、うろうろするばかりの警察を尻目に事件の捜査を進め、真相に辿り着くというパターンが王道みたいなものでした。現在では「私立探偵」を主な探索役とする推理小説はあまりはやらないようですが、ドラマなどで警察の「嘱託」といった、ある程度自由な立場で捜査に参加する立場のキャラクターがけっこう出てきているのは、やはり在りし日の「私立探偵」を偲ぶ気持ちが人々の中にあるからなのではないかと思います。
 現実世界の私立探偵というのが、いつごろ誕生したのかはよくわかりません。シャーロック・ホームズのデビュー作「緋色の研究」の中で、
 「いまこのロンドンには、警察の探偵や私立探偵がたくさん居る」
 とホームズが言っているところを見ると、私立探偵はそれ以前から相当数存在したものと思われます。退職した刑事などが開業することもあったのではないでしょうか。またUSAでは有名なピンカートン探偵社というのが、かなり古くから営業しています。

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