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あれこれ物入り [いろいろ]

 1日Chorus STの演奏会の後始末などもあり、また『ラ・ボエーム』のパート譜のチェックなどもあり、この連休はほとんど在宅していました。緊急事態宣言やら蔓延防止等重点措置やらの観点からすると理想的なゴールデンウィークを過ごしたとも言えるかもしれません。
 正直なところ、どこかへ遊びにゆくにも、先立つものが乏しいのでした。ただでさえ昨年来のコロナ禍で収入が減っているところへ、延期開催になったために演奏会費用が思いのほかかかてしまったり、国民年金の払い込み請求は少しも事情を考慮せずにいつもどおりに来たりしています。春窮、というのは少々意味が違いますが、ともかく春はいつも物入りが多くて大変です。

 その上に、去年の秋に買ったプリンターが早くも不調で参っています。しばらく前から、かなり頻繁に「B200」というエラーコードが出るようになりました。エラーコードが出ると、機械はまったく停まってしまいます。これは「修理の必要なエラー」なんだそうです。
 しばらくは、印刷をオーダーしてプレビュー画面が出て、そこから印刷実行ボタンを押すと、かなり長時間クリーニングをしているような音がした挙句にエラーコードが出るという状態でした。一旦電源を切ってしばらくして再起動すると直っていたり、あるいはインクカートリッジを入れ替えると直ったりしていたので、だましだましという感じで使っていました。
 しかし先日から、ついに電源を入れた時点からエラーコードが出るようになってしまいました。これではだましだましということもできません。
 修理と言っても、中古品を購入したので保険はついていません。全額かかるでしょう。
 一旦、メーカーの相談窓口に問い合わせてみました。休日の夜中でしたが、担当者が詰めていたようで、チャット式で相談に応じてくれました。
 B200というエラーコードが出て、修理が必要ということだけれども、その前にこちらでできることはないだろうか、という趣旨の相談をしたのでした。すると、いちどインクカートリッジを全部抜いて、しばらく放置したのち、そのあとで黒色を最初にして入れ直すようにと指示されました。
 そういえば、B200のエラーを自力で直したという人の報告を見ると、このエラーは、カートリッジを格納するプリンタヘッドが汚れていることが原因で発生することが多いのだそうで、ヘッドを取り外して水洗いしてみると直った、と書かれているのがいくつか見つかりました。私も試してみようと思ったのですが、ヘッドの取り外しかたがよくわかりません。無理に外して壊してしまっても困ります。
 担当者の指示も、プリンタヘッドの不具合を想定してのことと思われました。なるほど理にかなっているようです。
 しかし、指示どおりにインクカートリッジを抜いて、また入れ直しても、やはりエラーは出るようです。
 そう伝えると、どうも結局修理が必要であるようでした。基板にトラブルがあるのだろうとのことです。基板を取り替えないとエラーは解決しないのでしょう。
 メーカーのホームページで、修理費のところを見てみると、思ったより値段が張るようです。ぶっちゃけ、いまのプリンターを買った値段とそんなに変わらないくらいです。もちろん中古品なのでだいぶ安く買ってはいるのですが、それにしても本体価格と同じくらいの修理費となると、二の足を踏みます。それなら新しい中古品(変な言い回しですが)を買ったほうがましかもしれません。幸い、Amazonで確認してみると、同じ製品が、同じ程度の価格でまだ出ていました。
 最近は書類をデータでやりとりすることが多く、以前ほどプリンターの重要度が高くはなくなりましたが、それでもいろいろ印刷するべきものもあり、家に置かないという選択肢は当面採れない段階です。わずか半年あまりで買い替えというのは業腹ですが、修理に出しても同じくらいかかるのでは仕方がなさそうです。どちらにせよ、そのためのお金も必要になってきました。

 もうひとつ、家の給湯器が不調です。台所や洗面所、浴室でお湯を出そうとすると、なかなか水が温まらず、やがて給湯器のリモコンが「ピー」と警告音を出し、「11」というエラーコードを示す……ということが、このところ2回ばかりありました。
 電源を切って、一日くらいお湯を使わずに放置してから再度電源を入れると、またお湯が出るようになるので、まだ相談窓口には連絡していませんが、修理を頼まなければならない日も近いかもしれません。
 11というエラーコードの意味は、ネットで調べて判明しました。要するに着火装置が甘くなってきているようです。
 うちの給湯器はいつから使っているのだったか、私がいまのところに越してからであればすでに35年くらい経っているわけで、それは不調にもなるだろうと思います。ただ給湯器に貼ってあるシールを見ると、そんなに古い感じでもありません。となると18年ほど前に水回りのリフォームをしたときからだったでしょうか。
 いずれにしろだいぶ使い続けてきたのは確かです。
 先月末に不調になったときは丸一日以上長引いて、風呂も入れなかったので、ずいぶん久しぶりに銭湯へ行きました。私たちがよく行っていたのは「七福の湯」とか「スパロイヤル」とかのいわゆるスーパー銭湯ですが、このときはスーパーでない普通の銭湯に行ったのでした。いちばん近いのは川口元郷の駅の近くで、川口市は緊急事態宣言発令下ではなく蔓延防止等重点措置、通称マンボウの地域ですので、営業時間は短縮されていませんでしたが、その日は夜に嵐になると言われていたためか、客はごく少なく、のんびりと入浴できました。
 とはいえそれから連休に入り、ずっと給湯器が使えないまま銭湯通いになってしまうと、またお金がかかるなあと心配していましたが、幸いなことに翌朝には給湯器が機嫌を直しており、いまのところは正常に動いています。
 しかしあくまで「いまのところは」です。点火装置がトラブっているからには、またいずれ動かなくなることでしょう。だんだん不調の間隔が短くなり、やがてまったく使えなくなることは目に見えています。
 ちょっとした部品交換で直るものならまあ良いのですが、35年と言わずとも、18年も経っているとメーカーにも部品が残っていなかったりします。部品が無く、やむなく給湯器の本体ごと買い直すとなると、ネットでカタログを見ると20万円とか30万円とかするのが普通であるようで、そんな金額をポンと出すような余裕はいまのところありません。本格的に点火しなくなったらどうしようかと思います。

 今月中には固定資産税の請求も来ますし、とにかく収入は減っているのにお金の出て行くことばかりで、目下かなり焦慮しています。

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