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埼京線と相鉄線 [世の中]

 来月末から、JR埼京線相模鉄道線と直通運転をおこなうそうです。
 例によって、私は鉄道好きなわりにその種のニュースに疎く、鉄道ニュースサイトなどではずいぶん前から報じられていたにもかかわらず、駅に貼ってあったポスターを見てはじめて知り、最初は何かの間違いかと思ったほどです。
 相鉄が、建設中の神奈川東部方面線を介して、東急と直通するという話はだいぶ以前から聞いていました。この路線によって、相鉄は念願の新横浜駅乗り入れを果たし、同時に東京都心へのルートを手に入れることになると、大きな期待を寄せているということも耳にしていました。
 東部方面線は、東横線の日吉に連絡し、そのまま目黒線側に直通して、メトロ南北線都営三田線埼玉高速鉄道などとの直通運転も見据えているとも言われていました。私の家の近くを通っている埼玉高速鉄道に、近いうち海老名行きとか湘南台行きとかが走るようになるのだろうかとワクワクしていたものです。
 そんな話を聞いていたもので、埼京線との直通というニュースは完全に盲点になっていました。そんなことがあるのだろうかと茫然としてしまいました。
 だいたい神奈川東部方面線は、埼京線とはずいぶん離れています。大崎から湘南新宿ラインと同じルートを通って、横須賀線に乗り入れるにしても、なおかつかなりの距離があります。
 しかし、この直通運転のために必要だった新線は、相鉄の西谷から羽沢(駅名は羽沢横浜国大となる予定)までの2キロあまりだったそうです。埼京線電車は羽沢までどうやってゆくのだろう、と不思議に思いました。

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即位礼正殿の儀 [世の中]

 今日10月22日は、「即位礼正殿の儀の日」ということで、祝日となりました。御代替わりがおこなわれた今年限定の祝日です。
 今上天皇が正式に即位するめでたい日なので、祝日にするのはわかりますが、平成の御代替わりのときにはこんなことはありませんでした。平成の場合は即位の儀と言っても、昭和天皇の喪中でもありましたので、そんなに華々しい祝祭ということはやらなかったのだろうか、とも思いましたが、今朝の新聞に、参列する各国首脳の一覧表が載っているのを見て、否応なく納得してしまいました。
 これだけの世界各国の首脳たちが綺羅星のごとく参集するのでは、警備だけでもとてつもない労力と人手と費用を要するのは間違いありません。そんなときに、平日のように勤め人が行き来していては、都内は大変なことになってしまいます。あちこちで通行止めがあったり、迂回ルートを余儀なくされたり、その都度怒号が上がったりして、思うだに面倒くさいことになりそうです。それならば、思いきって休日にしてしまい、余計な人間があまりうろうろしないように家に居させるという判断は、悪くないものだったと思います。
 平成の即位礼のとき、どのくらいの人数が集まったかはよく憶えていませんが、今回ほどのことはなかったでしょう。ましてやその前の昭和のときは、まだ飛行機すら一般化していませんでしたので、国外から列席した貴賓などはごく限られた数だったと思われます。
 即位礼正殿の儀に招待した相手国は194ヶ国、うち183ヶ国が出席を表明しました。表明していない9ヶ国はまだ精査していませんが、要するに世界中のほとんどの国から、元首、王族、首相、有力な大臣などが来日することになるわけです。27ヶ国は駐日大使の出席となりますが、これは財政が厳しくて、本国の大物が日本にやってくるための費用が出せないというところが多いとか。

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ハギビスその後 [世の中]

 颱風19号「ハギビス」は、想像以上に大きな爪痕を残して行った様子です。私は襲来当日(12日)の夜あたりの時点で、それほど大水害ということにはならなかったようで良かった、という意味のことを日誌に書きましたが、一夜明けて13日になると、大小河川が50箇所以上決壊・氾濫し、70人近い死者が出ていると報じられ、びっくりしたものです。
 死者数は、日が経つにつれさらに増え、80人に迫る勢いですし、行方不明者も30人以上出ているとのことです。水害の行方不明者というのは、関係者のかたがたには申し訳ないことながら、他の災害とは違って、ほぼ生存は絶望的というのが一般的な見かたですので、最終的には死者は100人を超えることになるのではないかと思われます。
 水深数メートルに達する洪水もあちこちで発生しましたし、床上浸水で家屋が泥まみれになったところなど数え切れないほどです。これから冷え込む季節になるのに大変です。まあ、暑ければ暑いで、病気の発生などを警戒しなければなりませんし、どの季節なら良かった、というような話でないのはもちろんです。
 家の中の何もかもが泥に覆われてしまって茫然としている人々の表情をテレビで何度も見て、まことにお気の毒にと言いたくなりますし、何やら大して被害の無かった自分が申し訳ないような気分になるほどでした。これは東日本大震災のときでも同様でした。あのときは、うちは奇跡的に何も倒れず何も壊れず、本棚の上に積んであった古雑誌が落ちてきたくらいで済んだので、あとで知り合いから、皿が全部割れたの天井が抜けたのという話を聞いて、なんだかスミマセンと言いたくなったものです。
 ともあれ「この百年で最大」と言われた颱風の威力は半端なものではなかったようです。自分の当日の状況把握が甘かったことを恥じると共に、被害に遭われたかたがたには衷心よりお悔やみを申し上げます。

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表現の自由とは [世の中]

 いろいろと物議を醸した「あいちトリエンナーレ」が閉幕したようです。この催しそのものは、同時進行的にあれこれとイベントが開かれるというものだったのでしょうが、イベントのひとつである「表現の不自由展・その後」が大騒ぎになり、ほとんどこれがあいちトリエンナーレの全体の印象を塗りつぶしてしまった観があります。
 この企画の「芸術監督」が津田大介氏というところで、最初から首を傾げるような企画であったところがあります。津田氏がジャーナリストとかアクティヴィストとか称しているのは知っていましたが、「芸術監督」を務めるような見識と立ち位置があったのかどうかは疑問です。芸術監督という役職はほうぼうで眼にしますが、少なくともなんらかのゲイジュツにおける実績のある人が任命されるものと思っていました。津田氏にそういう意味での実績があったとは聞いたことがありません。
 私は自分で「表現の不自由展・その後」を観に行ったわけではなく、騒ぎのいきさつをネットで見ていただけですので、それほど詳細に語れるわけでもありませんが、いちおう表現者のはしくれではありますので、ひとこと申し述べておかなければならないかと思った次第です。細かい事実誤認などありましたら、ご指摘いただければ幸いです。
 とにかく、展示の中に、韓国で量産されたお馴染みの「少女像」があったり、昭和天皇のご真影を燃やしてその灰を踏みにじる映像作品があったり、特攻隊員の遺書などを揶揄的に用いた造形作品があったりと、明らかに世間的な炎上を狙ったとしか思えないものがいくつも含まれており、その狙いどおりに炎上したというのが今回のてんまつであったと理解しています。

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ハギビス襲来 [日録]

 「大型で非常に強い」颱風19号「ハギビス」は、私の住んでいる埼玉県南部でも昨夜ごろから雨を降らせはじめ、今日一日土砂降りの大雨を降らせつつ夕方に日本に上陸しました。前触れが非常に長かったのが、この颱風の巨大さを示しているようです。
 街は昨日からてんやわんやで、昨夜立ち寄ったスーパーマーケットなどでは、パン、おにぎり、弁当、カップ麺、袋麺のたぐいがことごとく売り切れていました。ハングルの印刷された辛ラーメンが少し残っていたくらいです。
 電車は計画運休に入ると言うし、店舗は休業するところが多いと言うし、いい加減みんな頭に血が昇り過ぎではないかと思ったほどです。
 過去100年で最大の颱風などという話もありましたが、そんなにびびらなくても……と苦笑しました。
 まあ、直近に颱風15号というのが来て、千葉県の送電塔を吹っ飛ばして長期にわたる大停電を惹き起こした記憶が新しいので、警戒するのも無理はありません。こと災害に関しては、過剰防衛くらいがちょうど良いのかもしれません。
 土曜日は、私は毎週ピアノ教室に出かけています。今日は生徒がふたり来る予定になっていました。しかしそのうちひとりからは、前日の朝に早々と欠席の連絡がありました。もうひとりからなかなか連絡がないので、もしや来るつもりではあるまいか、それだったら私も教室へ足を運ばないとならないな、とやや気重だったのですけれども、Chorus STの練習を終えて帰宅したら、パソコンのほうにメールが入っていました。いつも携帯電話のCメールで連絡をよこすのに、珍しくパソコンによこしていたので気がつかなかったのでした。これで、出かけなくて良くなりました。

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「仮面ライダー」の再放送 [趣味]

 東京MXテレビで、デジタルリマスター版の「仮面ライダー」の放送が開始されたので、第1回から見ています。このところ毎年「枠」として大量生産されている仮面ライダーではなく、無印というか、オリジナルというか、ともかく1971年から作られはじめた最初のライダーです。
 私は特撮もけっこう詳しいような顔で語ったりしていますが、実は自宅で、親公認で見ることのできた特撮はウルトラマンシリーズだけです。しかも第1期である「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」のリアルタイムは幼すぎて、そもそも家にテレビがあったかすら微妙です。セブンの頃はあっただろうと思いますが、住んでいたのが新潟県長岡で、当時は民放が新潟放送ただひとつしか無く、はたしてウルトラセブンを放映していたかどうかもわかりません。
 実際に私が「毎週」見ていたのは、「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」「ウルトラマンタロウ」の3番組だけでした。「ウルトラマンレオ」からは飛び飛びでときどき見ていただけになります。
 ウルトラマンと人気を二分していた「仮面ライダー」のほうは、家ではまったく見ていませんでした。少しあとになって、平日の夕方に再放送されるようになり、親の留守を盗んで見ていたくらいのものです。リアルタイムでは、従弟が泊まりに来たときにくらいしか見られませんでした。
 ただ、まったく情報が得られなかったわけではありません。当時の子供向け雑誌ではしばしば特集などが組まれていました。そういう雑誌が学級文庫などに置かれていることもあり、私は主にそういうところから情報を拾っていました。そしてそれを、少し後の再放送などで補完することで、なんとなくいろいろ知っているようなつもりになっていた感じです。
 いずれにしろ、ウルトラマンシリーズに較べると、仮面ライダーにはあまり馴染みが無かったのが事実です。

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「川口第九を歌う会」30年 [お仕事]

 ブログの管理サイトが微妙に変わり、その移行手続きに少々トラブってしまい、更新ができませんでした。お待たせいたしました。
 「MIC's Convenience」のトップページから呼び出してくださっているかたは問題ないのですが、日誌に直接アクセスしているかたは、URLが「http://micin-blog.blog.so-net.ne.jp/」だったものが「https://micin-blog.blog.ss-blog.jp/」と変わりましたので、ブックマークなどを変更していただければと存じます。しばらくは自動的に転送されるようですが、そのうちリンクが切れると思います。

 さて10月に入って、消費税が上がったり、不健全であった日韓関係が急速に正常化していたり(マスコミでは「関係悪化」と表現していますが、「普通の外国としての関係」を良しとする私の見かたからすれば明らかに「正常化」です)、いろいろと世の中も動いています。それぞれに思うところもあるのですが、とりあえず今回は、5日(土)に開催された、川口第九を歌う会30周年記念式典のことを書いておこうと思います。
 川口第九を歌う会については、日誌の中でも何度も触れて参りました。年末にベートーヴェン第九交響曲を歌おうというイベントは、多くの自治体で企画され開催されていますが、その大半は行政主導のイベントであって、6月頃に広報を出して区民・市民から参加希望者を募り、半年ほど練習を積んで、12月に本番をおこない、解散という形をとっています。私がもうひとつ関わった板橋区第九を歌う会もそうした形でした。単発のイベントを毎年催行しているという趣きです。もちろん、連年欠かさず参加しているというような人も居ることでしょうが、運営している役所の担当者のほうが数年で替わってしまうので、心情的な継続性というものはあまり感じられないのではないかと思います。

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