SSブログ

Chorus STの30周年企画 [いろいろ]

 来たる5月5日(火)に、Chorus ST第13回演奏会が開催されます。第11回から第12回までのあいだは非常に長くあいて、8年くらいのあいだまったくナンバーコンサートを開いていなかったのですが、第12回から第13回は1年8ヶ月ほどの間隔です。演奏会準備というのは半年くらいはかかるもので、アマチュアの場合演奏する曲目の選定などから数えると1年くらいを必要とします。前回の演奏会からわりとすぐに動き出したのは、今回が第13回であるとともに、創立30周年記念にもなるからでした。
 Chorus STは1990年の5月に創立されました。実は、指揮者である清水雅彦さんと、その夫人でChorus STの伴奏もちょくちょくやってくださるピアニスト鈴木真理子さんとの結婚式の二次会で、三浦さんというひとが「合唱団を作りませんか?」という趣旨のビラを撒いたのです。当時、清水さんは新潟の合唱団ユートライの指揮をしていましたが、三浦さんはそこのメンバーだったのでした。しかし仕事の関係で東京へ出てこざるを得なくなり、東京でも清水雅彦指揮の合唱団を起ち上げようともくろんだのです。
 私もその二次会に参加していたので、ビラは貰いました。しかしその頃は、私はまだ混声合唱団誠ぐみで歌っており、新しく起ち上げられる合唱団に加わることは見送りました。
 二次会でどのくらいのメンバーが集まったのかよく知りませんが、ともあれ新合唱団は、三浦さんのつながりによる新潟大学合唱団のOBや、清水さんが東京で教えていた共立女子高校音楽部のOGなどが中心になって、その他若干名という形ではじまったようでした。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

「鉄道探偵と56年前の犯人」挑戦記 [日録]

 京王電鉄都営地下鉄のコラボ謎解きイベント「鉄道探偵と56年前の犯人」をプレイしてきました。一部は先週、「天空ノ鉄道物語」のスタンプラリーに引っかけて解いていましたが、残りの部分を今日やってきたわけです。
 なんだか私らは最近遊んでばかりのようですが、マダムが今日予定していた仕事が無くなり、一日オフになったのです。そういうことがしょっちゅうあるわけでもなく、また私もこのあと非常に忙しくなる公算が大きいので、さっさと済ませてこようということになったのでした。
 ただ今日は、午前中に荷物が届く予定になっており、それが届くまでは出かけられません。待っていた荷物は10時ちょっと前に届きましたが、そのあともなんだかのんびりしてしまって、家を出たのは11時過ぎになってしまいました。
 今回の謎解きは、京王・過去編が4時間以上、都営・現代編が4時間以上というのが標準タイムとなっています。両方合わせると8時間以上かかることになります。さらに途中で食事時間などをとると、もっと伸びてしまいます。11時過ぎに出かけて、起点となる駅に到着してプレイ開始となったのは、ほぼ正午近くなっていて、そこから8時間9時間というのは少々しんどいものがあったわけですが、都営編の序盤の1時間半ばかりをすでにプレイ済みであったので、そう遅くならずにクリアすることができました。先週少しだけやっておいたのはまことに正しい判断であったと思います。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

「ソナチネ」を考える [いろいろ]

 ソナチネというのは、「小さいソナタ」という意味です。ただ、イタリア語だとSonatina、ソナティーナというのが正しい読みかたになります。ドイツ語だとSonatineなのでソナチネになりそうですが、ドイツ語のSは基本的に有声音(日本語で言う濁音)なので、元の発音に近いカタカナを当てればゾナティーネとなります。ソナチネという言葉は、イタリア語とドイツ語を混合したみたいな単語なのでした。
 ピアノの初級~中級学習者の、かつては必携とも言うべき曲集に「ソナチネ・アルバム」があり、全音音楽之友社など主な楽譜出版社から同じ名前で出ています。日本で最初にどこが出したのかは知りませんが、そこで「ソナチネ」という名称がつけられ、それが弘まったために、日本ではこの呼びかたが定着してしまいました。日本でしか通用しない発音であることは、いちおう意識しておいたほうが良いかもしれません。しかしまあ、この文章でも日本で一般的なソナチネの名称を使うことにします。
 ともあれ、Sonataという言葉に、指小辞の-inaもしくは-ineがつけられ、「小さな」「簡素な」という意味合いが付与されたのがSonatinaもしくはSonatineであるわけです。
 この名称を持つ楽曲は、17世紀後半、つまりバロック時代の中期くらいにはすでに現れているようですが、当初は別に決まった形を持つ曲ではありませんでした。それはそうで、元の言葉である「ソナタ」のほうも、そのくらいの時代にはまだ定型というほどのものができてはいなかったのです。バロック時代の中期から後期にかけて、ようやく4楽章制のバロック・ソナタが確立しました。
 ただソナチネのほうは、組曲やカンタータの序曲として名称が使われることがありました。そもそもソナタというのはカンタータの対語であり、本来は「器楽曲」を意味する言葉でしたので、器楽のみによって奏される序曲として、「小さな器楽曲」ということでソナチネという楽章が置かれたわけです。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

「天空ノ鉄道物語」その他あれこれ [日録]

 一昨日「地下謎への招待状2019」をプレイした挑戦記を書きました。それが案外と調子よく進んだので、解き終えてから、「特別展・天空ノ鉄道物語」というイベントに関連したスタンプラリーをはじめたことにも触れました。
 このイベントは六本木ヒルズ森アーツセンターで開催されています。この正月に、マダムの実家で彼女の叔父さんに会ったとき、なんのきっかけだったかこのイベントの話が出ました。叔父さんは現在は鉄ちゃんというほどではありませんが、少年時代は鉄分豊富で、まあ鉄ちゃん上がりといったところでしょうか。以前にも、叔父さんに奨められて水戸線に乗りに行ったことがあります。いや、私は水戸線なぞ何度も乗っているのですが、マダムが興味を示したのでまた乗りに行ったわけです。
 その叔父さんが、奨めたわけではなかったと思いますが、
 「あのアレ、行ってないのか、天空の、あの、なんつったっけ」
 というようなことを言ったのではなかったかと記憶しています。それで、またマダムが興味を持ったのでした。
 私も、興味が無かったわけではありません。まあどの程度の展示であろうかと、期待半分危惧半分といった気分で居ました。しかしマダムが行きたがっているのであれば、一緒に行こうと考えました。
 で、この前地下鉄に乗って改札前のラックを見てみると、このイベントに関連したスタンプラリーのパンフレットというか台紙を配布していたのでした。
 

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

「地下謎2019」挑戦記 [日録]

 わが家の恒例行事となった、東京メトロ主催の「地下謎への招待状」に、今年も挑戦してきました。まあ「今年も」と言っても、実際には去年は挑戦していません。「地下謎2018」は、2018年のうちに、イベント期間が開始されて間もなくプレイしたのです。イベント期間は大体10月ころから翌年1月か2月くらいです。「地下謎2019」も去年の10月からはじまっていたのですが、今シーズンは年内に遊ぶ機会が無く、年が明けてしまったというわけです。それで、2019年にはプレイしていないということになります。
 毎シーズンやっているということであれば、そのとおりであって、今回で4度めになります。
 休日にプレイすると、どうも同じプレイヤーの姿がどこへ行っても見受けられて、微妙に照れくさかったりするのですが、それはまあお互い様というところでしょう。私のような自由業の人間は、本当はこういうイベントは平日におこないたいと思うのですけれども、マダムが案外と一般の勤め人に準ずるようなスケジュールで、なかなか平日が空けられません。といって土曜日は私が仕事日ですし、日曜日はこれからしばらくいろいろと忙しい……というわけで、祝日もしくは振替休日などが狙い目になります。それで今日、成人の日にプレイすることにしたのでした。
 毎回書いていますが、「地下謎」は「謎解きキット」というものを購入しなければなりません。ゲームの進行一切が記されている小冊子、メトロの24時間パス、最初の時点では何に使うのかよくわからないアイテム類などが、専用のバッグに収められています。このバッグはあとで切り離してクリアフォルダーとして使うこともできます。同様に恒例行事となっている京王&都営「鉄道探偵」シリーズ、夏休み企画のミュージアムミステリーラリーは、参加自体は無料で、冊子も無料配布されていますが、地下謎のはいろいろと手が込んでいて、それゆえ購入費用もけっこうお高くなっています。しかも、最初の2回は確か2160円だったのが、2018では2200円になり、今回はさらに2400円になっていました。消費増税があったから仕方がないとはいえ、やや便乗値上げっぽさも感じます。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

「音階と旋法」を考える [いろいろ]

 現代音楽では、いわゆるノイズ(噪《そう》音……「騒音」ではない)を使うこともありますし、打楽器の多くは決まった音程がなかったりしますが、メロディーや和音を作るためには「楽音(トーン)」が必要です。これは西洋音楽だけではなく、世界中どこの民族でも同様です。
 インド音楽、アラブ音楽、ガムラン、アフリカ音楽、インディアンの音楽、太平洋の島々の音楽など、それぞれに特徴がありますが、太鼓だけによったりする一部の音楽を除いては、どれも特有の楽音を用います。
 その中でオクターブという概念は、だいたいどこにでもあるようです。管の長さや弦の長さを半分にすることで得られる音が、元の音と高さは違えど同質のものだという感覚は普遍的なのでしょう。
 そのオクターブの中をどのように分割するかというところで、民族的な特徴が出てきます。
 西洋音楽、それから中国文明圏の音楽では、オクターブを12に分割します。
 わが日本は中国文明圏とは別個の独立した文明圏だという考えかたもありますが、文化的なことで多大な影響をこうむっていることは否定できません。音楽にしても、自然発生的なわらべ歌や民謡はともかくとして、ある程度システマティックなことについては、から伝わった楽器や楽曲がその原型になっています。
 従って、日本の音楽も、基本的にはオクターブを12に分けた音組織によって構成されていると考えて差し支えありません。西洋音楽をわりにあっさり受容できたのも、そういう根本的なところが似ていたからでしょう。アラブ音楽などではオクターブを7等分したり9等分したりした音組織が使われているので、われわれの耳にはどうも馴染みにくいようです。つまり、「なんだか調律が狂っているように感じてしまう」わけです。そういう音楽はそれなりに面白いのですが、私たちが気軽に口ずさんだりするのには向きません。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

柴又七福神めぐり [日録]

 1月2日(木)沖縄から帰ってきた私たちは、翌3日(金)のマダムの実家に年始の挨拶に行き、そのまま一泊して、4日(土)には恒例の七福神めぐりをしました。
 恒例と言っても、よく行っているのは川口七福神で、川口市全域に散らばっているので自転車で半日以上かかります。何年か前に義父の運転で、クルマでまわったことがありますが、そのときでさえ昼からはじめて夕方までかかりました。
 松戸にも七福神があります。これも市域全体に散っていて、やはり義父の運転するクルマでまわったことがあります。
 もっとコンパクトな地域にまとまっている七福神もあります。谷中のなどは有名でしょう。私らはこのほか、港七福神というのをめぐったこともあります。港区にある七福神ですが、ここは住宅型の神社などがあって面白く感じました。またここのは実は八福神で、福の神様たちが乗っている宝船が8番目の神様となっています。確かにアメノトリフネという、神格を持つ船もありますので、宝船が神様に数えられてもおかしくはありません。
 去年はいろいろ忙しくて、七福神めぐりができませんでした。そのせいでもないでしょうが、去年一年間はなんだか験の良くないことが多かったような気がします。2月にはマダムが救急搬送されましたし、全体的にどうにも金回りが悪くて生まれてはじめて税金の督促状というものを受け取りました。福の神の加護が無かったからとは言いませんが、毎年やっていることをやらなかったので、心理的な平衡感覚がおかしかったのかもしれません。
 今年はもう少し良いことがあるように、七福神めぐりを再開したいと思います。
 そして、今回めぐるのは、柴又七福神寅さんの故郷ですね。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

年末年始沖縄行(2) [旅日記]

 12月31日から沖縄に出かけ、カウントダウンクルーズに乗ったりして、元日は那覇波上宮(なみのうえぐう)で初詣をおこなったのちに、本部半島にある美ら海(ちゅらうみ)水族館に行きました。
 ここには、かなりの期間世界最大とされていた大水槽が設置され、そこに収容された魚の種類も非常に多様です。呼び物は、これまた世界最大の魚類であるジンベエザメを2頭も飼育していることで、15時からそのジンベエザメにエサをやるショーがあるとのことでした。
 同時刻に、水族館の外のプール「オキちゃん劇場」ではイルカのショーもおこなわれるそうで、どちらを観るか迷うところではありましたが、イルカショーというのはあちこちでやっていて、しばらく前に油壺マリンパークで観たことでもありますし、やはりジンベエザメのほうをとることにしました。
 元日から、すごい人出です。県内からの客もさることながら、私らと同様、「沖縄でお正月を!」という売り文句に誘われて全国から集まったパックツアー客が大変な数になっていたものと思われます。
 そのため、大水槽はまだ見えるのですが、個別の小さな水槽になると、人が密集していてやや見づらいところがありました。しかし、なんとか15時15分前くらいにジンベエザメが居るところに辿り着きました。
 エサやりショーを愉しむには、かなり水槽の近くまで寄る必要があります。はるか上の水面が見上げられるところまで寄らないと、ジンベエザメが口を開けてエサを吸い込むところが見えないのでした。当然ながら水槽近くは大混雑でしたが、それでもなんとか水面が見えるあたりまで寄りました。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0) 

年末年始沖縄行(1) [旅日記]

 皆様、あけましておめでとうございます。
 この年末年始は出かけておりまして、いつもの新年のご挨拶が遅くなってしまいました。
 いままで、大晦日まで出かけていて元旦に帰ってきたということはあるのですが、年末年始にまったく家に居なかったのははじめてです。やってみると、良いですねこれが。正月料理などまったく考えなくて良いし、年末、何をするでもないのにやたらと気がせいてあわただしい雰囲気を、すっかり振り払うことができます。今後も、事情が許せば年末年始はどこかへ出かけてしまおうかと思いました。
 もっとも、年賀状の返事などがだいぶあとになってしまうデメリットはあります。私の場合、こちらからは出さないけれども先方からは届くというケースが多く、それに対しての返事は出しますので、年明けに追加で送る枚数がけっこうな分量になるのでした。この年末は珍しく年賀状を早い時期に用意できたので、もう少し多めに出しておけば良かったと後悔しました。
 大掃除などは出かける前に済ませなければならないところだったのですが、あいにくと年の瀬も押し迫った時期にマダムが腰をやってしまい、毎年の私の分担であるガス台と風呂場のクリーニングくらいで終わってしまいました。12月30日の朝に休日診療の整形外科を見つけて、私も付き添って行ってきましたが、むちゃくちゃ混んでいて、診察が終わるまでに3時間くらいかかりました。もうその日はほぼそれで終わりみたいなものです。
 とはいえ、起き上がるのもしんどうそうだったマダムが、診察を受けたあとはかなり調子が良さそうになり、ヘタをするとお出かけがキャンセルになりかねない騒ぎだったのが、無事に出かけられることになったので、やはり医者に行っておいて良かったようです。原因と対策がわかっただけでも安心したのでしょう。

続きを読む


nice!(0)  コメント(0)