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足立区街歩き(その2) [日録]

 足立区の街歩きイベント「見つけ出せ、足立に眠る真実の宝」の後半をプレイしてきました。
 タカラッシュ!社の謎解きイベントですが、鉄道謎解きというわけではなく、街歩きをメインとする企画です。足立区内の4つのエリア(全部解き明かすと5番目のエリアが解放される)を歩き回って手がかりを集め、それぞれの宝(クリアキーワード)を入手するというものです。
 3月3日(先週の金曜)に開始したのですが、北千住綾瀬竹ノ塚の各エリアを歩くだけで、体力的にも時間的にも限界を迎えました。10時半ごろにはじめたのに、この3エリアだけで17時近くまでかかってしまったのです。謎解きが難しいということはなかったのですが、手がかりのある3つの地点、そしてその手がかりから導かれる宝(クリアキーワード)のある地点を徒歩で移動するだけで、各エリア5キロ以上歩かされる仕様になっていたのです。万歩計でカウントされた歩数からすると、たぶんもっと多いでしょう。
 あまり休みも無く歩きすぎて、すねのあたりは攣(つ)りそうになるし、太ももはぱんぱんになってくるし、とても第4のエリアである舎人公園エリアに続ける気力も無くなって、途中でリタイアしたのでした。冊子にも、探索は9時~17時のあいだを推奨されていましたので、そろそろ中断すべきところでしょう。
 自転車でも使わないことには一日で完全クリアするのは難しそうな気がするのですが、ほかのプレイヤーはどうだったのでしょうか。冊子に添えられたエリアマップを見る限り、私が特別遅いとは思えないのでした。いちおう効率良くまわったはずです。
 ともかく、いままでこの種の謎解きではあまり無かった途中リタイアをしてしまったので、近いうちに残りをプレイしようと思っていました。
 すでに私も若くなく、すねやふくらはぎの筋肉痛がなかなか引かずに難儀しましたが、だいぶ軽くなってきて、なおかつ特に予定も無かった今日、再挑戦を試みたのでした。

 舎人公園エリアには、日暮里から日暮里・舎人ライナーに乗れば行けるのですが、川口からは日暮里・舎人ライナーの終点附近の駅へ直行する路線バスがいくつもあります。終点の見沼代親水公園には駅まで行く路線はありませんが、ちょっと手前の舎人団地まで走る川04系統があるのでした。舎人駅には川14-2系統入谷循環線があります。そして川15系統谷在家駅循環線は、舎人公園谷在家の両駅を通ります。イベントの舎人公園エリアというのは、ちょうどこれらの路線が向かうあたりですので、日暮里まで行く必要もありません。
 手がかりのある3つの地点はあらかじめ割り出してあるので、結局川15系統、谷在家駅循環のバスに川口駅から乗車しました。この路線の途中で下りると、手がかりのひとつが近かったのです。
 20分ばかりで下車。だいたい11時というところです。前回の3エリアで6時間以上かかってしまったわけですが、今度はどうでしょうか。舎人公園エリアはだいたいほかの3エリアと大差ないような気がしますが、舎人公園エリアをクリアしたあとに解放される第5のエリアは、冊子には記載されていないので、どのくらい時間を要するかは読めません。ほかのエリアに較べて広いのか狭いのか、同じくらいなのか。それによって、終了時間も変わってきます。
 舎人公園エリアは、幸いなことに第3の手がかりポイントから第4の地点まで、それほど遠くありませんでした。しかもこのエリアに関しては、しんどければ移動に日暮里・舎人ライナーを使うことも可能な点、ろくにバス路線も無かったほかのエリアよりは楽だったかもしれません。
 私は歩きましたが、全部で4キロというところだったでしょうか。歩く距離も、ほかのエリアよりは少なめであったようにも思えます。
 ただ、途中でうっかりして転倒してしまい、久しぶりにひざ小僧を思い切りすりむいてしまいました。血がある程度乾くまで、しばらくズボンをたくしあげて歩いていたので、道行く人は何事かとおもったかもしれません。手がかりポイントがある公園の中にあったのですけれども、その公園のトイレに行こうとして、木の根を踏んでしまったのでした。その木の根が変な具合にしなって、バランスを崩してしまった次第です。もう少し体幹を鍛えないといけませんね。
 第4の地点の割り出しは、スケルトンパズルを解くことで求められました。それまでの地点を求めるパズルによって埋める字を明らかにし、手がかりステッカーによってそこから抽出する字を指定するという形です。私はスケルトンを解くのはわりに得意なので、すぐに答えが出ました。
 上に書いたとおり、第4の地点は第3の地点からわりに近く、あまり苦労せずにクリアキーワードを得ることができました。なお、3つの手がかりはステッカーによって示されますが、クリアキーワードは「宝」という体裁ですので、宝箱に入っています。ここの宝箱は、発見は簡単ですが、やや開けづらい場所にありました。
 舎人公園エリアのクリアには、1時間半あまりを要したようです。距離は4キロくらいと書きましたが、手がかりステッカーの場所がなかなかわからなくて(なんという場所にあるのかはわかっているのだが、その場所の中で探し回ってしまった)時間がかかった箇所もあったのでした。

 最寄りの駅から日暮里・舎人ライナーに乗ります。新たに解放されるエリアは、実は冊子をじっくり眺めるとわかってしまうので、まずは日暮里・舎人ライナーに乗って移動するのが適当であることは読めていました。しかし、そのエリアのどこへ向かえば良いのかはわかりません。いままでクリアした4つのエリアのキーワードを専用サイトに送信すると、向かうべき場所が示されました。エリアの中心駅からはそこそこ離れているようで、やはりこれまでのエリアと大差無い広さを持っているようです。
 日暮里・舎人ライナーではその地点に最寄りと思われる駅で下りましたが、そこから歩くと30分近くかかるようです。Googleマップで調べると、その移動にはバスが使えるようでした。しかもわりとすぐに来そうです。エリア間移動というわけですし、私は迷いなくバスに乗りました。ここを歩いていたら大変だったろうと思うくらいの距離がありました。
 第5のエリアでは、第1地点の手がかりを入手してそれを送信すると、第2地点が判明するという風に、順番に進めてゆかなければなりません。いや、これまでのエリアも順番に進めるのが良かったかもしれませんが、各地点の割り出しははじめる前に済んでいるので、まわりかたによってときどき前後したりしました。幸い第5エリアでは、第1地点から第3地点まではほぼ一方通行で進められ、ひどく迂回したり戻ったりということはありませんでした。
 謎解きは、ほかのエリアよりは少々複雑になっていましたが、そんなに難しいということもありません。例によって、図形列を文字に変換するという問題です。第1地点と第2地点の手がかりで変換法則を与えられ、第3地点の手がかりで変換すべき図形列を与えられるという按配でした。その結果得られた最後の第4地点は、

 ──ははあ、足立区イベントのゴールと言えばやっぱりここだよな。

 と思えるような場所でした(これって大ヒントかな)。
 第3地点の手がかりを入手したのち、エリア中心駅の駅前で軽く昼食をとりました。14時くらいになっています。
 最終地点までは、そこから電車で移動しました。歩けないことはない距離なのですが、電車があるのなら使ったほうが楽です。前回の3エリアでは、なかなかそういう相互の移動手段が見つからなかったので20キロ近くも歩いてしまったのでした。
 迷うことなく、最後の宝箱を発見し、パーフェクトクリアとなりました。ほぼ15時で、やはり各エリア2時間(移動・休憩含む)というのが相場であったように思えます。5エリアで10時間、一日でのクリアはやはり自転車でも使わないと無理そうです。
 最終地点からは、バスの便がたくさん出ていました。さすがに川口行きはありませんでしたが、そこそこ近い駅まで1本で帰ってこられました。
 本日の歩数計カウントは1万7千歩あまり。前回の半分強で済みました。転んですりむいたひざ小僧は痛みますが、筋肉痛が悪化することは無さそうです。
 街歩きイベントとしてはなかなかヘヴィーな企画でした。しかしたまには、こうして思い切り歩くというのも悪くありません。

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