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「7つの奇妙な足跡」挑戦記 [日録]

 「FUN!TOKYO! 山手線謎めぐり2022 7つの奇妙な足跡」という謎解きイベントをプレイしてきました。
 やたらと長いイベント名で、どこまでがタイトルでどこからがサブタイトルなのだかよくわかりません。
 「FUN!TOKYO!(検索より、探索。)」というのはここ数年JR東日本がやっているキャンペーンの名称なので、これはそのキャンペーンの一環ですよ、ということを示しているだけでしょう。「山手線謎めぐり2022」は、去年(2021)に「不思議な蝶の願いごと」、一昨年(2020)に「6枚の写真に隠された秘密」という、山手線を舞台とする謎解きイベントを開催しているので、そのシリーズだということを表しているのだと思われます。というわけで、「7つの奇妙な足跡」というのを今回のイベント名として扱うことにします。
 もっとも、今回の制作は、一昨年・去年と続いたNAZO×NAZO劇団ではなく、よだかのレコードというあまり馴染みの無い制作会社でした。私に馴染みが無かったとはいえ、10th Anniversaryというロゴが入っていましたから、もうそれなりに実績を積んだところであるようです。制作会社によって、謎解きにもいろいろ持ち味が違ってくるようなので、新しいところに当たるとわくわくします。
 このイベントも謎解きキットを購入しなければなりません。私はずいぶん以前に購入していたのですが、あれこれと忙しく、なかなか実行できませんでした。ようやく今日になってプレイできた次第です。

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家財の新調 [いろいろ]

 結婚して17年半も経つと、いろんな家財道具にガタがくるもので、最近あれこれと不調が目立ちます。
 いちばんヤバそうなのは給湯器です。これは結婚するさらに2年くらい前から使っているので、すでに20年くらい経っています。このところ、点火しないことが多くなりました。
 その症状自体は、もう2年近く前から出ています。最初は風呂に入ろうとしたら一向にお湯が出ず、そのうちエラーコードが表示されました。やむなく近くの銭湯へ行ったことも何度かあります。
 いわゆるスーパー銭湯とか「天然温泉」と称しているところには前から行っていましたが、正真正銘の昔ながらの銭湯に行ったのは久しぶりでした。いちばん近い川口元郷駅近くの銭湯は、便利ですがわりに早く閉めてしまいます。もうひとつ見つけた銭湯は、かなり遅くまで開いていますが、見事なモンモンを背負ったアンちゃんが何人も入っていたり、駐車場で半グレみたいな連中がたむろしていたりして、やや剣呑です。モンモンのアンちゃんが、空いているのになぜか私の隣の洗い場にやってきてからだを洗いはじめたときには、そちらにしぶきがはねたりしないようにだいぶ気を使いました。
 それはともかく、給湯器はその後、直ったりまた点かなくなったりを繰り返しています。

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札幌・弘前公演行(5)弘前城と演奏会 [旅日記]

 11月14日(月)の晩に弘前に到着した私は、宿でチェックインのときに貰ったクーポン券を使って、実質80円で豪華な夕食をとりました。私は酒を飲まないので、こういうときにあんまり費用がかさまないのですが、それにしても実質80円とはわれながら恐れ入ります。
 クーポン券はまだ1枚(1000円分)残っています。使用期限は翌日15日までですが、何に使おうかとわくわくしながら眠りに就きました。
 翌朝、宿の朝食ビュッフェを堪能してからチェックアウトしました。演奏会場には正午過ぎに入れば良いので、午前中は暇です。せっかくなので弘前城のあたりを散策しようと考えました。演奏会場の市民会館は弘前城の一角にあります。
 バスを使っても良かったのですが、急ぐわけでもないので歩いて向かうことにしました。歩ける程度の距離のところの宿をとったのです。あいかわらずスーツケースが重いのですが、まあキャスター付きなので、かさばるだけで、負担がかかるというほどでもありません。
 行く手の厚い雲にうっすらと虹がかかっているのが見えました。この時点では青空が見えていますが、11月15日(火)の弘前は昼から雨という天気予報でした。札幌の演奏会に引き続いて、こちらの本番も雨模様のようです。私は雨男というわけではないのに、どうしたものかと思いました。

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札幌・弘前公演行(4)札幌から弘前へ [旅日記]

 11月13日(日)に、札幌教育文化会館で開催された小樽商科大学グリークラブ創部100周年記念演奏会はつつがなく終わり、その後のレセプションも済んで、私はホテルに戻りました。昼間に降っていた雨はほとんど上がり、傘は要らないくらいでしたが、冷たい強風が吹いています。むしろ風が強くて傘が役に立たないくらいでした。翌日から急に気温が下がるという天気予報でしたが、さもあらんと思わせるような冷風でした。
 前夜で味を占めて、またセイコーマートで朝食を調達してゆこうと考えました。ホテルから宿への道筋に1軒あるようでしたので、そこに寄ろうとしたのですが、スマホの地図を頼りに行ってみると、寝静まったような集合住宅がひとつ建っているばかりでした。ぐるりと回ってみると、その建物にはいくつかのテナントが入っているようですが、セイコーマートは見当たりません。地図の縮尺をぎりぎりまで大きくしてみましたが、どう見てもその建物の内部にあるとしか思えず、しかも地図には「営業中」との表示も出ているのに、まるっきり気配がないのです。しまいには郵便受けの並ぶエントランスに入って、階段を昇りかけてみたりしましたが、コンビニエンスストアがあるようにはどうしても思えませんでした。なんだか狐につままれたようで、不気味です。
 仕方なくそこは諦めて、次に近いセイコーマートへ足を運んでみたら、なんのことはない前夜に寄った店舗でした。電灯が消えてひっそりとしています。

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札幌・弘前公演行(3)百周年演奏会 [旅日記]

 小樽商科大学グリークラブOB会に私が関わりはじめたのは、15年ばかり前からであったと記憶します。小樽商大の卒業生ですから、たいていは北海道に在住しているのですが、東京近辺に出てきた人も多く、演奏会を開催するに際して、東京組は東京組で練習して、前日リハーサルで北海道組に合流するという形ができたのでした。
 たまたま川口第九を歌う会の運営役員のひとりが、その東京OB会の世話役を兼ねていて、自分たちだけで練習することに限界を感じていたのか、第九を歌う会の指導陣のひとりであった私に、指導を頼んできたのです。何人も居る指導陣の中から私に白羽の矢を立てたのは、ピアノを弾きながら指導ができる人間であったことが大きなポイントでしょうが、私が札幌生まれであること、その世話役の現住所が私と同じ町内で、ほとんど隣と言って良いマンションであったことなども手伝っていたかもしれません。
 それで最初に指導したのが、たぶん創部90周年記念OB演奏会のためだったのだと思います。周年演奏会はそれまでも開かれていましたが、「OB」と入ったのはそれがはじめてだったようで、東京組が独自に練習して合流するというのもそのときが最初だったのでしょう。何十年も歌っていない、というような人がたくさん居ました。パートバランスも悪く、なるほどこれは自主練習だけでは大変だろう、と思ったのでした。

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札幌・弘前公演行(2)ロングシートと夜の船 [旅日記]

 札幌弘前で連続して仕事があって、11月11日(金)に出発した私は、常磐線特急「ひたち3号」仙台まで行き、そのあと仙石線仙石東北ラインに乗って、14時34分に塩釜に着きました。そこからはひたすらに普通電車を乗り継いで北上することになります。
 まだ14時台だというのに、空の色がなんとなく夕暮れっぽく感じられました。冬至まであと1か月ちょっと、北に来て東にも来ているので、東京近辺よりも夕方が早く訪れるのでしょう。
 昔は、「仙台~青森」などという、東北本線を悠然と走り抜ける長距離鈍行なども多数走っていたものでしたが、最近はご多分に漏れず運転が分断されてしまっています。私は本八戸までの切符を持っていましたが、この先小牛田・一ノ関・盛岡・八戸で乗り換えなければなりませんでした。そして、腹の立つことに、最後の八戸線のディーゼルカーを除く4本の電車は、すべてオールロングシートだったのです。
 すれ違う列車などを見ると、全列車がオールロングシートかというとそんなことも無く、特に距離の長かった盛岡~八戸のIGRいわて銀河鉄道青い森鉄道には、クロスシートの車輛もけっこう走っているようでした。ある程度の覚悟はしてきたとはいえ、なんで私の乗る列車に限って全部ロングシートばかりなんだと抗議したくなりました。

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札幌・弘前公演行(1)震災の爪痕 [旅日記]

 先週の金曜日(11月11日)から今日(16日)まで、仕事で札幌弘前に行っていました。5泊6日という、かなり長い出張です。確かロシアを旅行したときも5泊6日でした。独身時代に遊びで旅行へ行っていた頃にはもっと長い行程もありましたが、マダムを残してこれだけ長い日程で留守にするのははじめてのことだと思います。
 札幌も弘前も、北のほうの街ですし、同じブログラムを場所を変えて2公演、と思われそうですが、そうではありません。札幌の仕事と弘前の仕事はまったく別件です。
 先に札幌の仕事が決まっていました。詳しい内容はここで語り出すと長くなるので、あとで書くことにしますが、何度か足を運んだことのある小樽商科大学グリークラブOB会の関係です。そこが11月13日(日)に札幌で演奏会を開催し、私はその演奏会に参加することになったのでした。
 日曜に札幌で用事があるということは、いままで祖母の法事などで何回かあり、その場合はよく土曜のピアノ教室の仕事を終えてから、晩の飛行機で飛ぶという行程を採ることが多かったのです。しかし、今回は前日(12日)におこなわれるリハーサルにも出て貰いたいということでした。
 午前中からやっているリハーサルに出るとなると、朝相当早い飛行機に乗らなければなりません。それもやったことはありますが、私としては気が進まないことでした。

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インフレ到来 [世の中]

 先月くらいから、ものの値段がえらく上がりはじめて、ちょっと生活が困ったことになりそうです。
 私が子供のころは、まだ高度経済成長期の後半で、年々物価が上がってゆくのが普通ではありました。食パン1斤の値段が、30円から40円、60円となってやがて100円を超えてゆくのを見ていました。アイスクリームなんかも同じくらいの上がりかただったように思います。
 まあ当時は、会社の給料も年功序列型であり、いまより将来が必ず収入が多くなると信じられていましたし、実際物価の上がりかたと給料の上がりかたはそんなに乖離していませんでした。少しずつですが、生活はだんだん豊かになって行く実感がありました。
 それがバブル期を経て、やがてはじけ、日本経済は長期にわたる低迷を経験することになりました。
 価格破壊ということが至るところで起きて、いろんなものが安くなったのは、生活者としてはありがたかったのですけれども、そのうち収入も上がらなくなりました。
 年功序列が崩れ、同じ会社に勤め続けても、将来の収入がいまより多くなる保証は無くなりました。小泉純一郎首相は非正規雇用を奨励するような政策をとり、非常勤社員、派遣社員などが激増しました。この人たちは、昇給の希望などはまずありません。クラスアップを図りたいならば、自分でなんとかするしかないのです。

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晩秋の花火 [日録]

 近所の荒川土手で、川口商工会議所主催の花火大会が開催されたので、仕事から帰ってきたあとで、マダムと一緒に観に行きました。
 この季節に花火大会というのは珍しいと思います。普通は夏に開催されるものでしょうし、川口でも以前はそうでした。それがコロナ禍で、2020年2021年と連続で開催できず、今年もまた夏場は第7波が来ていて無理でした。花火大会となると、観客が「密」の状態になるのは避けられないので、やむを得ぬ次第でした。
 しかし3年連続で中止となると、さすがに商工会議所の士気にもかかわるという判断だったのかもしれません。第7波もいちおうおさまってきたことでもあるし、季節外れとも思える今日(11月5日)、敢然と開催を決定したのでした。
 花火大会のポスターは、しばらく前から川口駅にも掲示されており、マダムが注目して、ぜひ観に行きたいと言っていました。正確には「人と街を笑顔でつなぐ川口花火大会──みんなの笑顔が花火(はなひ)らく未来を。」というタイトルです。18時半から19時半まで、1時間にわたって打ち上げ花火を上げ続ける、本格的な花火大会です。
 土曜日は仕事日ですが、最近はたいていピアノ教室の仕事は16時には終わります。だいたい自転車で行っていますが、途中で買い物などしたとしても、17時半前には帰ってこられます。帰宅して一憩してから観に行くのは充分可能でした。

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