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ある芸能事務所の醜聞 [世の中]

 男性アイドルを数多輩出してきた大手芸能事務所が大変なことになっていて、テレビのワイドショーなどでもその話で持ちきりです。
 私は芸能界にはほぼ興味が無いので、まとめサイトなどでその話題が頻出していても、あまり立ち入る気はありませんでした。もちろんその事務所所属の男性アイドル、通称ジャニタレについても、いままで関心はありませんでした。演技力も歌唱力もさしたることはありませんし、まして容貌などまったく興味を惹かれません。女性ファンの様子を見て、ああいうのが当節のイケメンというものなのか、と納得したりはしていましたが、その程度です。
 あと、SMAP松田聖子は本人(たち)の実力以上に曲に恵まれているな、などと慨嘆したこともありますけれども、これはアイドルへの興味というものではないでしょう。
 NHKの大河ドラマの主役級に、そのジャニタレが多用されはじめた頃には、いくぶん違和感を覚えぬでもありませんでした。なぜこんなにアイドル系のタレントが出てくるのか、大河ドラマというのはそういうものではなかったろう、と思いましたが、そのほうが視聴率がとれると判断してのことであれば是非もありません。アイドルを主演にすることで、それまで歴史などに興味の無かった女性視聴者を取り込めるというのなら、それも一策というものでしょう。あまり感心できる戦略とは思えませんでしたが、ディレクターサイドとしてはやむを得ない面もあったに違いありません。

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ライトレールの展望 [世の中]

 この前試乗しに行ってきた宇都宮ライトレールが、開業1ヶ月も経たないうちに、すでに3回、自動車との接触事故を起こしてしまって、話題になっています。
 と言っても、電車のほうに落ち度があったとも思えません。宇都宮ライトレールは、「次世代型路面電車」を標榜しており、クルマとの無用の摩擦を起こさないように作られています。
 宇都宮市内と芳賀町内の道路併用区間では、クルマが線路敷に入らないように区画しています。路面電車というのは、都電荒川線飛鳥山附近を見てもわかるとおり、線路敷にクルマが無遠慮に進入してくるのが普通で、そういうところで時間がかかったり、下手をすると事故が誘発されたりします。そして本来クルマのほうが勝手に入ってきているのに、「路面電車はクルマの通行の邪魔になる」などと言いがかりをつけられ、昭和40年代くらいからどんどん撤去されてゆきました。
 しかし、宇都宮ライトレールが名乗っている「LRT(ライトレールトランジット=軽量軌道交通機関)は、1990年ごろから欧米で新しく導入されはじめたもので、クルマの通行する車線と電車の通行する線路敷をしっかりと区別し、両者が輻輳しないように工夫されたものです。これにより、電車の定時性を確保し、かつクルマ利用からの移行をうながしているわけです。

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横浜彷徨と『星空のレジェンド』第8回公演(2) [日録]

 9月17日(日)の午前中から出かけて、東急相鉄新横浜線に試乗し、そのあと横浜市営地下鉄グリーンラインブルーライン全線を走破し、小田急を経て藤沢から再びJRに乗って、15時23分に平塚に到着しました。翌18日(月・敬老の日)開催の『星空のレジェンド』第8回公演の前日リハーサルに顔を出すために平塚に向かったわけですが、われながら酔狂な遠回りをしたものです。
 平塚に着いて、まず駅前の東横INNにチェックインしました。平塚駅北口の東横INNは2軒あって、国道をはさんで向かい合っています。道の向こうにあるのがI館、手前にあるのがII館で、私はII館のほうを予約していたのですが、チェックインのときに聞くと、朝食はI館のほうに行って召し上がってくださいとのことでした。
 部屋に入れるのは16時からだそうで、20分ほど時間がありました。東横INNの会員だとその前に入れるそうです。入会すればすぐにご案内できますが、ということでしたが、会費1500円を納めなければなりません。東横INNにそんなに泊まる機会があるとも思えないし、20分ほど待てば良いだけなので、ロビーで待つことにしました。そもそもこの日泊まることにしたのは、前日リハーサルが終わってから帰宅し、また翌日の朝わりと早くに出てくるというのが面倒だったからでもありますが、それ以上に、失効間近な×ゃらんのポイントを使用するのが目的でした。ポイントでだいぶ安くなっているのに、会費など納めては本末転倒というものです。

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横浜彷徨と『星空のレジェンド』第8回公演(1) [日録]

 いよいよ『星空のレジェンド』オーケストラ版初演です。18日(月・敬老の日)のマチネで、さすがにワクワクを禁じ得ません。もう何度も聴いている自作なのに、やはりフルオーケストラとなると期待感が高まります。
 考えてみると、自分の作品で、正統派なオーケストラを用いたものというのは、学生時代以来のことではないかという気がします。かろうじて『セーラ』の再演のときがフルオケに近い編成でしたが、それでもファゴットの代わりにサクソフォンを使ったりして、完全形のフルオケではありませんでした。そのほかにも音楽劇やレクイエムなどで、「オケ」と称した編成の楽器群を伴ったことはあるものの、室内オケとかアンサンブルオケとか称すべきものであって、いわゆる二管オケ、三管オケなどと言われている標準形にはほど遠い編成に過ぎません。
 他人の作品のオーケストレーションならばけっこう場数を踏んでいますが、自作のものは学校卒業後はじめてとも言え、その意味でも感慨深い演奏会なのでした。
 オーケストラはアマチュアということもあり、私は久しぶりに何度も平塚へ足を運びました。ピアノ版初演(つまり本当の初演)の年と同じくらい顔を出しています。7月末の初合わせのときに行き、8月末の指揮者練習のときに行き、9月あたまの総合練習のときに行き、そして前日(17日)のリハーサルにもしゃしゃり出ました。私が行くとその都度車代を出して貰うことになるため、あまり出張ると迷惑かとも思ったのですが、オケ版初演とあってはやはり手を抜きたくありませんでした。

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墓参行と雀のお宿 [旅日記]

 今年も、マダムの両親と一緒に、前橋のマダムの祖父母のお墓参りをすることになりました。2011年から毎年のようにふたりで出かけていますが、去年マダムの両親をお連れしたところとても喜んでいたので、今年もお誘いしたわけです。
 マダムの母方の祖父母のお墓は、流山おおたかの森駅近くの霊園にあって、こちらはマダムの実家から近いこともあり、しょっちゅう参っています。祖父母のどちらとも面識の無い私でさえ、年2回くらいはお墓参りにつき合うほどです。
 しかし前橋にある父方のお墓には、そうちょくちょく参るわけにもゆきません。義父がもっと若かったころはクルマで行っていたようですが、最近は、いちおうまだ運転はしているものの、あまり長距離は走らなくなりました。本人もしんどいし、周りも止めるようになっています。
 クルマ以外の行きかたはよく知らなかったようで、勢い、近年は足が遠のいていたところ、私たちが毎年のように参るのが代参のようなかたちになっていました。
 それで去年、クルマを使わない方法で行ってみませんか、とお誘いしたのでした。

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『四季』自主公演 [日録]

 川口第九を歌う会の4年ぶりの自主公演、ハイドン『四季』公演が終わりました。第九を歌う会なのになぜハイドンのオラトリオを演奏しているのか、なぜ4年ぶりになったのか、などの事情は前に書いたので省略します。
 自主公演としては、これまでレクイエムやミサ曲などを中心に扱ってきました。メンデルスゾーンのオラトリオ『エリヤ』『パウロ』、それからヘンデル『メサイア』を上演したこともありますが、いずれも宗教的な題材の作品で、世俗ネタのものははじめてだったかもしれません。
 まあオラトリオというのは、もともと宗教的な題材を扱うのが普通であって、ハイドンの前作である『天地創造』も聖書ネタです。もしかすると『四季』こそ、世俗ネタではじめての、劃期的なオラトリオであったのかもしれません。もっとも、いちばん最後はやっぱり「アーメン」で終わりますが。
 オラトリオは、独唱・合唱とオーケストラを駆使した、劇的な内容の音楽であって、「演技の無いオペラ」などと呼ばれることもあります。演奏時間もかなり長いものが多くなっています。
 私の『星空のレジェンド』も、こんどオーケストラ版になったので、オラトリオのはしくれと言って良さそうですが、演奏時間はせいぜい1時間ちょっと。『四季』ははるかに巨大な、3時間近くかかる大作です。

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「WEST CODE 西武今昔謎物語」解決篇(3) [趣味]

 6月23日(金)西武鉄道の謎解きイベント「WEST CODE 西武今昔謎物語──わがまま姫君の無理難題」をプレイしに出かけたマダムと私でしたが、江古田・練馬高野台・大泉学園・所沢・西武球場前・西武園ゆうえんち・萩山と下車しつつ謎を解いてきたものの、ラスト問題「最後のおねだり謎」に至ってまったく見当がつかなくなり、まさかの時間切れを喫したのでした。
 何しろ萩山に到着するまでにかかった謎解き時間(昼食休憩を除く)の、およそ半分の時間を萩山で費やして、それでも最後に行くべき駅名にたどりついていないのです。
 あまり根拠なくマダムが提案した、八坂駅説も、実際に行ってみるとハズレでした。Chorus STの練習時間が近づいていたので、私たちはそこで探索を打ち切らざるを得ませんでした。
 もちろん、まだリタイアするつもりはありません。家に帰って、私はさらに考え続けました。冊子の裏表紙の「きいろのでんしゃ」を、何度も動かしました。
 何かのヒントが得られないかと、すでにクリアした人たちのブログやコメントなどを読み漁りました。もちろんあからさまにネタバレしている人は居ませんでしたが、多少の発想の援けになって貰えないものかと思ったのです。
 最後にたどりつく、クリアキーワードを蔵した「宝箱」の写真を撮っている人も何人か居ました。どこかの柱のようなものの地面近くにくくりつけられているようでした。

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「WEST CODE 西武今昔謎物語」解決篇(2) [趣味]

 6月23日(金)25日(日)にプレイした西武鉄道の謎解きイベント「WEST CODE 西武今昔謎物語──わがまま姫君の無理難題──」の解決篇続きです。23日の11時過ぎから謎解きをはじめ、江古田・練馬高野台・大泉学園・所沢で下りて謎解きを進め、14時半くらいになって西武球場前に到着しました。ここまで、「姫の謎」というのを3つ、「宝物の謎」をひとつ、そして「追加のおねだり謎」をひとつ解いています。
 セイブセン
という鉄道がなぜか張り巡らされているトシマの国に居る、超絶美人の白糸姫の心を射止めようとする武蔵麻呂になり代わって、プレイヤーは宝探しをするのでした。すでに所沢で、宝物「仏の御石(ほとけのみいし)を発見して姫に捧げた武蔵麻呂でしたが、姫はもうひとつの宝物を探してくれるよう頼みます。「追加のおねだり謎1」を解いて西武球場前にやってきた武蔵麻呂(プレイヤー)は、さらに「追加のおねだり謎2」に挑むのでした。


●追加のおねだり謎2●
 「追加のおねだり謎2」は、迷路でした。盤上には、赤い帽子がひとつと青い帽子がひとつ、そして黄色い帽子が5つ置かれています。迷路の上下に線路のようなものが描かれていましたが、これはとりあえず必要ありません。

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「WEST CODE 西武今昔謎物語」解決篇(1) [趣味]

 6月23日(金)25日(日)にプレイした西武鉄道の謎解きイベント「WEST CODE 西武今昔謎物語──わがまま姫君の無理難題──の開催期間が、昨日・9月3日で終わりましたので、解決篇を書いておきたいと思います。
 この謎解きイベント、最初はサクサク進んだのですが、最終問題でおそろしく苦労し、一日のうちに終えられなかったばかりか、一時は初のリタイアを覚悟したほどだった……という話は「挑戦記」のほうで書きました。難易度のインフレが甚だしいイベントで、それは多くのクリア後感想でもコメントされていました。それでもわりとすんなり解決している人もたくさん居たわけで、ちょっとしたひらめきが訪れるかどうかということなのでしょう。もっとも、これもコメントに散見されましたが「老眼だといささかきつい」というのも事実であったと思います。それがどういう意味であったかも含め、当日の攻略行動を思い出してみたいと考えます。

 「WEST CODE」シリーズは、「時間」をテーマにした設定のストーリーが多いと感じています。最初にやった第3回「タイムトレインの切符」は、喧嘩した親友と仲直りするために時間を戻したい、という青春系でした。次の第4回「西武謎道中」は時代劇仕立てで、「イルマ国」の殿様である久米川家政が、3人の家臣と共に、行方不明になった跡継ぎ・正丸を探すという話でした。第1回と第2回はプレイしていませんが、タイトルを見るとやはり「時間」がらみであったかと思われます。
 第5回である今回「西武今昔謎物語」は、王朝絵巻仕立てになっていました。

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宇都宮ライトレールと『星空のレジェンド』総合リハ [日録]

 9月18日(月・敬老の日)『星空のレジェンド』第8回公演が近づいてきました。すでに何度も書いているとおり、今回はオーケストラ版初演です。それで私も何度も平塚に通っています。
 最初のころはちょっとした旅行気分だったのですが、通い馴れればどうということはありません。上野東京ライン赤羽から1本、1時間15分ほどで着いてしまいます。
 7月おわりに1回、8月おわりに1回、オーケストラのリハーサルに顔を出してきました。平塚駅まではそう遠い気もしなくなったのですが、リハーサル会場は駅からクルマで20分くらいかかり、そこがけっこう「遠く」を感じました。
 今日、初のホールリサイタルがおこなわれたので、また行ってきました。オーケストラはピットに入るということで、聴こえかたが気になったし、合唱のほうは今回は全然聴いておらず、オーケストラとのバランスがどうなっているかも試聴しておきたかったのです。ただし今日は打楽器がまだ加わっておらず、フルな音はまだ聴けません。これもぜひ事前に聴いておきたいので、17日におこなわれる前日ゲネプロにも足を運ぶことにしました。私が行くと毎回足代を出して貰うことになるので、運営に対してやや心苦しい気もするのですが、たぶん今年だけのことでしょうからご容赦を願うということで。

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