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続・「快速」を考える(3) [趣味]

 「続・『快速』を考える」のシリーズを続ける前に、別のエントリーが2本ほど入ってしまいましたが、引き続き残りの地方の「快速」列車を瞥見してゆきたいと思います。

 山陰地方では、大動脈である山陰本線に走っていた快速「アクアライナー」はすでに消滅しています。その分特急「スーパーまつかぜ」の便数が増えたようなので、格上げによる増収を図った感じでしょう。
 支線区にもほとんど快速列車はありませんが、因美線津山智頭間に1往復、津山~美作加茂間に1往復(上り便は平日のみ)の快速が走っています。上り便はいずれも早朝で、そんな時間に停まっても仕方がないような小さな駅を飛ばしているだけという様子ですが、下り便のほうは晩で、もう少し利用しやすいかもしれません。

 山陽地方では、まず大動脈の山陽本線および呉線で、広島を中心として「通勤ライナー」「シティライナー」「安芸路ライナー」が走っています。
 「通勤ライナー」は下りにしかありません。山陽本線・呉線の双方に設定されています。本線の「通勤ライナー」の通過区間は西条~広島間、呉線のほうは~広島間となっていますが、たいていは前後にもっと先まで、各駅停車で運転しています。「通勤ライナー」という名称からして平日だけの運転と思われますが、呉線に1便だけ、土曜・休日も運転する「通勤ライナー」があり、この列車は広島以西は「シティライナー」として走ります。

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