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続・「快速」を考える(1) [趣味]

 「準急」に引き続き、「快速」についても再考します。主に9年前の考察との違いをチェックするようなことになるのではないかと思います。
 前回は私鉄や第三セクターの快速が意外と少ないことに驚いたものでしたが、その後どうなったでしょうか。

 北海道では、大きな変化としては区間快速「いしかりライナー」の消滅と「はこだてライナー」の創設が目立ちます。
 「いしかりライナー」は小樽岩見沢間に走っていました。特徴としては、札幌を境にして、手稲~札幌間を快速として走る列車と、札幌~江別間を快速として走る列車とに分かれていたことが挙げられます。ほかの区間は各駅停車です。このあたり、全区間各駅停車という列車が案外と少なく、「いしかりライナー」がそれを補っていたように思われました。ただ同じ列車名なのに停まる駅が全然異なるのが不評だったのか、廃止されて全部各駅停車に格下げされたのでした。「ていねライナー」「えべつライナー」に分けておいたほうが良かったのかもしれません。
 「はこだてライナー」は新幹線の開通とともに設定されました。新幹線が新函館北斗などという中途半端なところに発着するため、函館からのシャトル列車が必要となったのです。ごく短距離の列車です。全便が快速ではなく、各駅停車の「はこだてライナー」もあります。

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