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高齢者の自動車事故 [世の中]

 このところ仕事が立て込んで、世の中の動きなどにあまり関心を向けられない日々が続きました。令和への御代替わり、その新しい時代の最初の国賓として来日したトランプ大統領の心底楽しそうな様子、米中経済戦争の深刻化と追いつめられたファーウェイ、問題山積で当方としては怒りをあらわにすべきところなのに韓国相手にヘラヘラと愛想笑いばかりしていた岩屋防衛大臣のていたらく、等々、いろいろ気になっている話題はあったのですが、それらについて自分の見かたや意見をまとめるだけの余裕が無く、すべてスルーしてしまいました。
 そんな中で、ここ最近やたらニュースを耳にするのが、高齢者による自動車事故と、ひきこもりの中年男が殺したり殺されたりする事件の連発です。
 これらについても、個々の事件のディテールについて発言できるほど詳しく承知してはいないのですが、この種の事件がいきなり連発するようになった背景については、やはりいちど考えておかなければならないような気がします。

 まず高齢者ドライバー事故の皮切りとなった、池袋での暴走事件ですが、これが特に世間の話題になったのは、事故を惹き起こした当人が、かつて高級官僚として功成り名遂げ、国から勲章まで貰った人であったということと、母子を轢き殺しているのになぜか逮捕されることがなかったという、多くの人々の首を傾げさせる展開によるものでしょう。
 逮捕されなかったことについては、逮捕状発行の手続きを根拠に、別に不当なことではないと擁護する説明をしてくれる人も居ましたが、その後連続して起こった高齢者ドライバーによる事故では、だいたいもれなく逮捕されていますので、やはり池袋事件での措置が目立つのでした。

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