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即位礼正殿の儀 [世の中]

 今日10月22日は、「即位礼正殿の儀の日」ということで、祝日となりました。御代替わりがおこなわれた今年限定の祝日です。
 今上天皇が正式に即位するめでたい日なので、祝日にするのはわかりますが、平成の御代替わりのときにはこんなことはありませんでした。平成の場合は即位の儀と言っても、昭和天皇の喪中でもありましたので、そんなに華々しい祝祭ということはやらなかったのだろうか、とも思いましたが、今朝の新聞に、参列する各国首脳の一覧表が載っているのを見て、否応なく納得してしまいました。
 これだけの世界各国の首脳たちが綺羅星のごとく参集するのでは、警備だけでもとてつもない労力と人手と費用を要するのは間違いありません。そんなときに、平日のように勤め人が行き来していては、都内は大変なことになってしまいます。あちこちで通行止めがあったり、迂回ルートを余儀なくされたり、その都度怒号が上がったりして、思うだに面倒くさいことになりそうです。それならば、思いきって休日にしてしまい、余計な人間があまりうろうろしないように家に居させるという判断は、悪くないものだったと思います。
 平成の即位礼のとき、どのくらいの人数が集まったかはよく憶えていませんが、今回ほどのことはなかったでしょう。ましてやその前の昭和のときは、まだ飛行機すら一般化していませんでしたので、国外から列席した貴賓などはごく限られた数だったと思われます。
 即位礼正殿の儀に招待した相手国は194ヶ国、うち183ヶ国が出席を表明しました。表明していない9ヶ国はまだ精査していませんが、要するに世界中のほとんどの国から、元首、王族、首相、有力な大臣などが来日することになるわけです。27ヶ国は駐日大使の出席となりますが、これは財政が厳しくて、本国の大物が日本にやってくるための費用が出せないというところが多いとか。

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