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ドラマの中の作曲家 [いろいろ]

 NHKの朝ドラこと「朝の連続テレビ小説」の「エール」が終わったようです。私はあまり見ていなかったのですが、マダムが毎朝録画してまで見ており、しょっちゅうその回の内容を私に伝えてきていました。マダムは相手があんまり興味無さそうでも平気で話を続けられるたちで、幼稚園児の頃、それこそまったく興味が無さそうな通園バスの運転手に、蜿蜒と前夜の「ザ・ベストテン」の話をしまくっていたそうです。普通、相手が興味無さそうだと、話す張り合いも無くなってやめてしまうものですが、その点マダムは神経がタフなのでした。
 そんなわけでしばしばストーリーを教えられていたし、マダムは録画した朝ドラをすぐ隣の部屋で見ているので、作業中の私の耳に音声が入ってきたりもします。それで大体の物語は理解できていました。
 作曲家・古関裕而をモデルにしたドラマ、ということは開始前から宣伝され、私もよく知っていました。このあいだ、ちょっと過去の朝ドラを調べる機会があって気がついたのですが、朝ドラは私が思っていた以上に、実在人物をモデルにした話が多かったようです。ただ名前などは微妙に変えてあって、古関裕而にあたる主役は古山裕一という名前になっていました。こういう場合実名でも良いような気がするのですが、視聴者からクレームがつくのを警戒してのことなのかもしれません。
 「いや、あれはあくまで本人をモデルにしたフィクションですので、ドラマ内容が事実と違っている場合も当然ありますよ」
 と言い訳が言える余地を残しているのでしょう。

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