「私鉄の特急」を考える(2) [趣味]
前回、首都圏の私鉄の特急列車について考えてみました。今回はそれ以外の地域について。
とはいえ私は首都圏の私鉄に関しては、ある程度実感を持って語れるのですが、ほかの地方については、旅行者としての体験しか無いので、いろいろ語ることが的を射ているかどうかはわかりません。
しかし、私鉄を乗り回すだけのために関西や中京圏にわざわざ出かけてゆくなんてこともしているので、少しは語る資格もあるかな、と思う次第です。
とはいえ私は首都圏の私鉄に関しては、ある程度実感を持って語れるのですが、ほかの地方については、旅行者としての体験しか無いので、いろいろ語ることが的を射ているかどうかはわかりません。
しかし、私鉄を乗り回すだけのために関西や中京圏にわざわざ出かけてゆくなんてこともしているので、少しは語る資格もあるかな、と思う次第です。
まずはかつて「私鉄王国」と言われた関西圏。首都圏にも私鉄はたくさん通っているのに、なぜ関西圏が私鉄王国と呼ばれたかというと、国鉄何するものぞという気概のある会社が多かったこと、その気概に伴う実力も充分にあったからと言えるでしょう。
たとえばターミナル駅ひとつとっても、阪急の梅田、南海の難波、近鉄の上本町など、堂々たる構えと規模を持つ「これぞターミナル」と言いたくなる駅舎がいくつもありました。東京でこれらに匹敵するのは以前の東急東横線の渋谷駅くらいなもので、東武のターミナル浅草も、西武のターミナル池袋も、小田急や京王のターミナル新宿も、関西の私鉄ターミナルとは比較にならないくらいしょぼいものでした。
たとえばターミナル駅ひとつとっても、阪急の梅田、南海の難波、近鉄の上本町など、堂々たる構えと規模を持つ「これぞターミナル」と言いたくなる駅舎がいくつもありました。東京でこれらに匹敵するのは以前の東急東横線の渋谷駅くらいなもので、東武のターミナル浅草も、西武のターミナル池袋も、小田急や京王のターミナル新宿も、関西の私鉄ターミナルとは比較にならないくらいしょぼいものでした。