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「地下謎への招待状2023」解決篇(2) [趣味]

 2月16日(日)にプレイしてきた「地下謎への招待状2023」の解決篇続きです。
 王子からスタートして、神保町・月島・根津・日比谷を経て、最後の駅である神谷町に向かいました。
 「終章 旅の終着点」の袋とじを開けると、どうやら東京タワーに向かうことになるようでした。かなり距離があります。最後まで歩かせてくれます。まあ、最終目的地が東京タワーというのも、なかなかシャレてはいますが。
 「ガイドブック」の指示に従って歩くと、芝高校正則高校のあいだの路地を抜けて、芝公園の一角に出ました。大きな広場になっています。その広場に立って、青い大きな3つのアルファベットを探せ、というのが最初の指示でした。真ん中の「M」だけは明かされています。
 すでに18時近く、あたりはすっかり暗くなっていましたが、それだけに求めるアルファベットはかえってすぐに見つかりました。青く光っているのでいやでも目立つのです。日本能率協会JMAのロゴでした。
 このJが①、Aを②として、

  ①+②+②=③
  ①=①②④③
  ②=②④E  のとき

  ①ー②ー②=?

 という等式を解けというのが問題です。答えは1桁の数字になるそうです。

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「地下謎への招待状2023」解決篇(1) [趣味]

 2月16日(金)プレイしてきた「地下謎への招待状2023」が、今日(3月17日)でイベント期間が終わったので、例によって解決篇を上げておきます。
 コロナ禍で「2020」と「2021」が見送られ、「2022」は以前のイベントのリニューアル「2014revival」でお茶を濁し、いわば4年ぶりの「地下謎」です。それだけにいろいろと気合いが入っているように感じられました。「東京にまつわる物語」をいろいろと探訪するというテーマになっていました。
 それはそれで興味深いものがあるのですが、ここではとりあえず、謎に関する部分だけピックアップして、私たちが探索した道順で記しておきたいと思います。 

 朝の10時ころに、メトロ南北線王子駅定期券売り場で、予約してあった「謎解きキット」を入手した私たちは、とりあえず王子駅のプラットフォームのベンチに坐って、「第一章 東京メトロ」に取り組みました。これは、訪れるべき駅を割り出すための謎です。いままではこれもパズルになっていることが多かったのですが、今回は趣向が変わっていました。
 その前に、謎解きキットの中身を紹介しておきます。まず恒例の「ファイルバッグ」。ほかのアイテムが全部入るようになっていて、持ち手もついているクリアファイルです。今回は「ペグシル」を差すポケット、「東京メトロ24時間パス」を差すポケットもつけられていました。24時間パスは、これも例によって今回のイベントのための特別仕様です。ポケットにはなぜかいくつかの窓があいていて、そこは透明になっていたのですが、その理由はあとで判明します。

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代田という土地 [世の中]

 世田谷区代田にある私の実家は、交通の便は良いのですが、近くにスーパーマーケットというものが1軒もありません。
 老齢の上、両親ともに要介護2という状態なので、最近はだいたい週に一回訪ねています。それと別に妹も週に一回行っているようです。あとは訪問リハビリの人が週1、2回来てくれるそうなので、まあ人目はわりと頻繁にあるわけで、いまのところ不安というほどのことはありません。
 で、訪ねるときにはたいてい、自分の家の近くで買い物をして行きます。母からいろいろ頼まれることもありますが、特にリクエストが無くとも、その日の昼食(これは私も一緒に食べる)と夕食、果物や食パンなどは買ってから実家へ向かいます。
 去年の夏くらいからそういう生活が続いているので、暑いうちは刺身など持ち歩くと傷みそうでしたから、どこかで貰った保冷バッグに保冷剤を入れ、そこに食材を詰め込んで行くというのがいつものことになりました。寒くなってからも同じようにしています。保冷剤は夏のうちは大きいのを2個入れても、代田に着くとだいぶ柔らかくなっていましたが、最近はさすがに1個で充分、帰宅してもまだ固いままです。

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「悪の組織」を考える [いろいろ]

 TOKYO MXテレビで放映している、「仮面ライダー」第一期のデジタルリマスター版は、「V3」「X」「アマゾン」と来て現在「ストロンガー」まで順調に回数を重ねています。実のところ「X」以降は私はほとんど見ていないので、新鮮な気分で視聴しています。「アマゾン」に出てくる獣人たちが、かなりリアルな動物や昆虫のフォルムを持っていることに、あらためて驚いたりしています。
 番組は見ていないのに、なぜか知識だけはあって、「X」の敵組織がG.O.D.機関であるとか、「アマゾン」の敵は前半が十面鬼率いるゲドン、後半がゼロ大帝率いるガランダー帝国、などというのは昔から知っています。子供雑誌によく載っていたのでした。その子供雑誌もあまり読まなくなった「ストロンガー」の頃からはやや曖昧になりますが、それでもあちこちから情報を補充して、ひととおりのことはわかっている気がしています。
 デジタルリマスター版のシリーズが「ストロンガー」で終わるのか、スカイライダースーパー1などまでやってくれるのか、どちらにしても愉しませて貰っています。
 さて、ライダーについて語っているとまたきりがなくなるのですが、それよりも敵となる「悪の組織」というものについて、私はいつのころからか違和感を覚えるようになっていました。

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「私立探偵」を考える [いろいろ]

 前回は、警察官の階級などについて考えてみましたが、古典的な推理小説で活躍するのはなんと言っても「私立探偵」です。
 推理小説界では、長いこと「私立探偵」が主役で、うろうろするばかりの警察を尻目に事件の捜査を進め、真相に辿り着くというパターンが王道みたいなものでした。現在では「私立探偵」を主な探索役とする推理小説はあまりはやらないようですが、ドラマなどで警察の「嘱託」といった、ある程度自由な立場で捜査に参加する立場のキャラクターがけっこう出てきているのは、やはり在りし日の「私立探偵」を偲ぶ気持ちが人々の中にあるからなのではないかと思います。
 現実世界の私立探偵というのが、いつごろ誕生したのかはよくわかりません。シャーロック・ホームズのデビュー作「緋色の研究」の中で、
 「いまこのロンドンには、警察の探偵や私立探偵がたくさん居る」
 とホームズが言っているところを見ると、私立探偵はそれ以前から相当数存在したものと思われます。退職した刑事などが開業することもあったのではないでしょうか。またUSAでは有名なピンカートン探偵社というのが、かなり古くから営業しています。

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刑事と警部と探偵と [いろいろ]

 子供の頃から翻訳推理小説を読んできていて、当然ながらそこには警察官がたくさん登場します。シャーロック・ホームズ物に登場した警察官をまとめた文章を書いたことがありますが、下っ端の巡査などを除いても、20人近くになりました。
 彼らは、ほとんどが「警部」ということになっています。いくつもの長短篇に登場するレストレイド警部グレッグスン警部、ある時期に繰り返し出てくるブラッドストリート警部ホプキンス警部などは比較的よく知られていますが、いちどしか出てこない警部もずいぶん居ます。警部でないのは、「海軍条約文書」に出てくるフォーブズ刑事「ソア橋事件」に出てくるコヴェントリー巡査部長くらいでしょうか。
 ホームズ物の初の完訳を成し遂げた延原謙氏が指摘していたことなのですが、実は原作者コナン・ドイルは、最初のころ警察の階級についてよく知らなかったのではないか、とのことでした。というのは、初期の長篇である「緋色の研究」「サインは"4"(四つの署名)」では、レストレイドやグレッグスン、あるいはアセルニー・ジョーンズのことを、Detectiveと書いてあるのだそうです。それで、どうも下っ端らしい無名の警察官がふたりで話しているのを、Inspectorsと記してあるらしい。

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「地下謎への招待状2023」挑戦記 [日録]

 昨夜は帰宅が遅くて日誌が書けなかったのですが、昨日(2月16日)は「地下謎への招待状2023」をプレイしてきました。14日川口の街歩き謎解きをしたばかりというのに、何やら謎解きイベントに魔が差したように思われそうですが、日程としては「地下謎」のほうが先に決まっており、きゅぽらんのほうはマダムの予定が空いたので急遽入れたイベントでした。
 「地下謎」は、テレビコマーシャルまで打つようになって、何十万人が熱狂、などと煽るものだから、一箇所にやたらとプレイヤーが集まったり、謎解きキットが入手できなかったりという騒ぎがそこかしこで起こっているようです。それで去年から、謎解きキットの事前購入制を採るようになりました。
 プレイする日と、キットを受け取る駅を指定してあらかじめ申し込み、代金はクレジット払いとして、当日にその駅に行ってキットを貰うという仕組みです。予約せずにその場で購入することも可能ですが、各駅に割り当てられる個数が限られているため、売り切れていたらご容赦を、ということになっています。
 私も、16日に王子駅で受け取るということで事前購入していました。マダムの14日の予定が空いたとき、「地下謎」をこの日に前倒ししよう、などと提案してきたのでしたが、無理だったわけです。

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「きゅぽらんと秘密の大冒険」挑戦記 [日録]

 高島平の街歩き謎解きが結局プレイできなかった代わりというわけでもないのですが、今日はわが住まいする川口市の謎解きをしてきました。
 川口市のマスコットキャラクターはきゅぽらんと言います。お察しのとおり、かつて川口市を象徴するような存在であった「キューポラ」のキャラです。ただしキューポラとはなんぞやということを、もう知らない人も多くなっているのではないでしょうか。
 若き日の吉永小百合が、その圧倒的な美貌と演技力を発揮した映画「キューポラのある街」は、全国のサユリストを魅了しただけでなく、川口と言えば
 「ああ、『キューポラのある街』の」
 と知らしめたものでありました。関東地方だけでなく、かなり遠くに住んでいる知らない人でも、川口に住んでいるというと、「ああ、あの」とうなづきます。ただしその人に
 「キューポラってなんだか知ってます?」
 と訊くと、あんまり即答できる人はおらず、
 「ええと、あの、煙突のついてるヤツだよね……」
 と口ごもったりするのでした。

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「少女と魔法のジャングル」リベンジ体験記 [日録]

 1月31日に、プレイしてこようと思って果たせなかった板橋区高島平の街歩き謎解きイベントですが、その後、専用アプリが私のスマホにダウンロードできなかった件に関しては判明しました。特設サイトにQ&Aコーナーがあり、そこで問題を解決できなかった人のために、担当者がLINEで答えるということになっており、そこに問い合わせてみたのです。
 するとやっぱり、私のスマホの機種では対応していないことがわかったのでした。Q&Aコーナーの一角にごくごく目立たないリンクがあり、そこから飛ぶと、対応機種の一覧が並べられていたのでした。そこには確かに、私の持っている機種は挙げられていませんでした。iPhoneだとオペレーション・システムにほとんど差が無いのでたいていの機種が対応しているのだそうですが、Androidは機種による差が大きく、対応していないものもけっこうあるのだとか。
 それならそれで、パンフレットに「スマホの機種によっては対応していないものがあります。詳しくはこちらをご覧ください」といった注意書きが、小さい活字であってもQRコード付きで記されているべきでしょう。ねったいかん板橋区立熱帯環境植物館)の対応時間のことも掲載していなかったし、パンフレットに遺漏が多く、作成者を小一時間問い詰めたいような気分です。

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「原作」と「興行」 [いろいろ]

 話題としては少々出遅れた観が無きにしもあらずですが、テレビの連続ドラマをめぐって、原作マンガの作者が亡くなるという騒ぎがあり、ネットでもだいぶ騒がれました。まだ自殺であるという結論は出ていないようですが、遺書のようなものも残されていたというし、状況から見てまず自殺に間違いないでしょう。
 この人の作品は全然読んだことが無いし、ドラマも見ていないので、詳しい話はよくわかりませんが、つまりはドラマ化するにあたって、原作者の意図をまったく曲げたような脚本や演出がされていたというのが主要因なのでしょう。それで制作側にクレームを入れ、終盤数回のシナリオを自分で書くということをしたようです。原作マンガのほうはまだ連載が続いているので、ドラマとしての終わらせかたを原作者サイドとして別に考えるという取り決めをしていたとも言われます。その取り決めがまったく無視されたのかもしれません。
 ここまではまあ、原作付きのドラマや映画などにはよくある話とも言えそうです。ただ、最近は誰も彼もが鬱憤をためこまずに公開できる時代とあって、自分の書いたものを没にされた脚本家が、SNSで原作者の差し出口に不満があるようなことを愚痴ったことからややこしいことになりました。
 これも、詳しい経緯は私にはよくわかっていないのですが、脚本家の愚痴を真に受けて原作者を批難するような声が大きくなり、原作者はそれを苦にして死を選んだというところかと理解しています。

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