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『アートのお値段』その他いろいろ [日録]

 今日は特に予定が無かったので、ちょっと観たかった映画でも観に行こうかと思っていたところ、マダムから「アートのお値段」なる映画を観たいと言われてしまいました。
 それぞれ観たい映画を観に行けば良さそうなものだと思いましたが、映画館には「夫婦50割引」というのがあって、少なくとも片方が50歳以上の男女で行くと、だいぶ入場料が安くなるのでした。これ、50歳以上であることを証明するための身分証などの呈示を求められることはありますが、ふたり連れが夫婦であることの証明を求められることは無いようです。名前は「夫婦50割引」ですが、父娘とか不倫カップルとかでも大丈夫ではないかと思います。
 ともあれマダムは、私を引き連れて行って出費を節約しようという魂胆なのでした。
 私の観ようとしていた映画は、うちの近くのショッピングモールの中のシネマコンプレックスでも上映しているのですが、「アートのお値段」というのは上映している映画館が限られているようです。近隣都県では、渋谷にあるユーロスペースが唯一の上映館であるようでした。渋谷まで映画を観に行くとなると、暇つぶしというよりもれっきとした「お出かけモード」になります。先週は火曜水曜と、マダムと一緒にミステリーラリーをプレイしたり、下町風俗資料館ほかを訪ねたりしていましたが、今週もふたりでお出かけということにあいなりました。
 上映時刻を調べてみると、最初の回が12時半でした。そのあんばいで出かけることにします。渋谷駅は目下大改造工事中で、埼京線プラットフォームを山手線のそれに並んだ位置に移そうとしています。もともとは東横線のターミナルが邪魔をしていて、もうひとつのプラットフォームなど作れなかったため、埼京線が乗り入れてきたときには完全に恵比寿側によけたような位置にプラットフォームが作られ、まことに不便でした。東横線がメトロ副都心線と直通になり、駅が地下にもぐったためスペースに余裕ができ、埼京線プラットフォームを移設することになったわけですが、これがなかなかの難工事で、来年のオリンピック前くらいまでかかりそうな雲行きです。その工事のあいだ、もとは設置されていた動く歩道もなくなって、歩く距離も増えてしまい、改札を出るまでにやたらと時間がかかるようになってしまっています。歩く速さと混みかたによりますが、埼京線・湘南新宿ラインで渋谷に着いた場合、ホテルメッツのほうにつながっている新南口以外の出口から外に出るまでは、10分くらいは見たほうが良い状態になっています。

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