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「WEST CODE 西武謎道中」解決篇(1) [趣味]

 6月10日にやった鉄道謎解き「西武謎道中~消えた若殿と謎の置き手紙」のイベント開催期間が、今日9月4日で終了したので、またリプレイを書いておこうと思います。
 西武鉄道で毎年開催している「WEST CODE」という謎解きイベントシリーズの第4弾です。都営地下鉄&京王電鉄「鉄道探偵」シリーズが昨シーズンは見送られたことを考えると、西武が続けてくれているのはありがたいと思うべきでしょう。まあ鉄道探偵シリーズはすでに開催7回を数え、若干ネタ切れの気配も無いではなかったのですが、昨シーズンの開催時期がオミクロン株の蔓延に重なってしまったことで見送られたというのはほぼ間違いないでしょう。その点「WEST CODE」シリーズは春から夏の開催だけに、コロナウイルスの活動力もやや低下する時期で、見送る必要も無かったわけです。
 また、「WEST CODE」はストーリーそのものはシリーズになっておらず、制作上の「縛り」が少ないのも良かったかもしれません。前回の「タイムトレインの切符」は喧嘩した「親友」との仲を修復するという青春ものっぽいストーリーで、終わってみるとなんとも甘酸っぱい印象が残りましたが、今回は一転して時代劇仕立てです。
 舞台は江戸の西北方にある「イルマ」国。国主の久米川家政(くめがわいえまさ)が高齢となり、そろそろご子息に家督を譲っては、と家臣からも進言され、その気になって息子の正丸(しょうまる)に跡を継がせようとします。ところがその肝心の家督相続の儀の日、正丸は忽然と姿をくらませるのでした。あとには謎めいた置き手紙が残されているのみ。家政は3人の家臣(一助・二格・三平)とともに息子の行方を追うのだが……というのがストーリーの発端となります。

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