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連日の大移動 [日録]

 昨日今日と、かなりいろいろ動き回ったので、その話を書いておこうと思います。
 自由業なので、毎日決まった場所に出かけてゆくということはないのですが、お互いだいぶ離れた場所での用事が同じ日に重なったりすることもあって、そういうときにはどういうルートで移動すれば良いのか、あれこれと考えあぐねます。
 そういうときこそ、ネットの乗り換え案内を使えば良いと思われるでしょうが、ことは必ずしもそう単純ではありません。乗り換え案内ではたいてい、「短時間で行ける方法」「安く行ける方法」「乗り換え回数が少なく行ける方法」の3通りが検索できますが、場合によってはそれだけでは済まないことがあります。
 例えば、ある用事と次の用事との時間がわりにあいている場合。乗り換え案内のとおりに乗ると時間が余ってしまうことがあります。目的地に早く着いて、喫茶店でも入って時間をつぶせば良いと思われるかもしれませんが、喫茶店など入りたくない気分のときだってあります。書店で立ち読みするなんて方法もありますが、荷物が重かったりかさばったりするときは、それも少々物憂かったりします。
 私は特に、乗り物に乗っていることには苦痛を感じず、むしろ歓迎したいほうですから、時間をちょうどつぶせる程度に大回りのルートをとったりすることがよくあります。これも、大回りならそれで良いかと言えばそう簡単ではなく、やはり混雑する電車などは避けたいですし、よく使う路線と滅多に使わない路線であればやはり後者を優先させたくなります。そんなところまで面倒を見てくれる乗り換え案内は無いのであって、自分で頭をしぼるしかありません。

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板橋オペラ『こうもり』上演 [日録]

 今年も板橋オペラが開催されました。前にも書いたとおり、今回の出し物はヨハン・シュトラウス『こうもり』でした。
 実は板橋区演奏家協会において、もっとも上演回数の多い演目がこの『こうもり』です。私が多少なりとも関わったのが4回、それから私が入会する前に1回やっていたようで、今日1期生のピアニスト佐野淑美さんが会場に来ていたのですが、その「第1回公演」のときの話を述懐していました。当時は楽器も少なく、佐野さんと、5期生の小山さゆりが連弾でピアノを弾き、それに若干管楽器が加わるという形の「オーケストラ」であったようです。
 それに較べると、今回はピアノを使わず、ちゃんと弦5部(第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)が揃い、打楽器を3人も用意できたのですから、隔世の感があります。

 オペラ公演でピアノを用いなかったのは一昨年の『ドン・ジョヴァンニ』がはじめてでした。それまでは、小編成オーケストラの響きを補う意味でも、どうしてもピアノを使わざるを得なかったのです。また協会員にピアニストがけっこう多いので、なるべく参加して貰うという意義もありました。しかし、本来は入っていないピアノがオーケストラに加わっていると、どうしても「代用品」的な響きになってしまいます。毎年指揮をしている成田徹くんとしては、できればピアノを用いない編成でやってみたいと切望したのも無理はありません。
 それで3回目の『ドン・ジョヴァンニ』である一昨年の公演でそれを試してみたわけです。
 ところがこのときは、残念ながら弦楽器が、ヴァイオリンとコントラバスしか揃いませんでした。上と下だけ弦の音で、内声部分は例によってサクソフォンアンサンブルに頼らざるを得なかったのでした。

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米朝首脳会談終わる [世の中]

 昨日、USAトランプ大統領と、北朝鮮金正恩総書記の会談がシンガポールでおこなわれて、テレビなどはどのチャンネルを見てもその話題で持ちきりでした。マダムなどは午後のサスペンスの再放送を見ていたところ、いきなり打ち切られて記者会見がはじまったので、大いにおかんむりになっていました。
 USAと北朝鮮の首脳がサシで会談するのは史上はじめてのこととあって、むしろ外野のほうが異様に盛り上がっていた観があります。少々はしゃぎすぎではないかと思われるほどでした。そのため、期待が妙にふくれ上がっていたのではないかと思われます。実際に共同声明が発表されると、ややがっかりな空気が流れたようでした。
 いちばんの問題だった核兵器の放棄についてはもちろん触れられていましたが、USAの主張していた「完全かつ検証可能で不可逆的な(CVID)」核廃棄という文言は入れられませんでした。もちろん、いくら不可逆的という文言を入れたところで、かの民族はあっという間に無かったことにしてしまうのは、韓国とのいわゆる慰安婦合意の件で、われわれ日本人にはよくわかっているのですが、しかしとにかくいちどでも国際場裏で明言されれば、それを破った場合の他の国からの批難の度合いが違ってきます。CVIDを盛り込まないという妥協をするべきではなかったと思います。
 一方、北朝鮮が主張していた「朝鮮半島の」非核化という言いかたはしれっと盛り込まれていました。言うまでもなくUSAが要求していたのは「北朝鮮の」非核化ですが、北朝鮮側はその都度「朝鮮半島の」非核化に応じるという言いかたでかわしてきました。「朝鮮半島の」非核化ということになると、当然ながら北朝鮮だけではなく韓国も含まれます。在韓米軍は、在日米軍と同じく、核兵器は「装備していないことになっている」わけですが、本当のところは誰にもわかりません。韓国に確実に核兵器が無いということを保証するためには、在韓米軍が撤退するしか無いわけで、北朝鮮の言う「朝鮮半島の」非核化とは、在韓米軍の撤退を要求するという意味になります。

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チラシ・チケット・プログラム [お仕事]

 いろいろと細かい仕事が立て込んでいて、間があいてしまいました。そう頭は使わないし面倒でもないけれど、時間はかかってしまうとか、他の作業と並行することができないとか、そんなのが相次ぐと、どうしても日誌を書くのに使う時間を捻出しづらくなってしまいます。
 まあ自分の生活上で、そんなにめざましい出来事は起きていません。世の中を見渡せば、米朝首脳会談が迫ったり、和歌山のドンファンの変死事件があったりと、いろいろあるようですが、自分の中で見かたがまだ集約できていないので、まだあまり触れる気になれません。こういう時期には、日誌を書くにしてもいささかネタに困るというのが正直なところです。
 とりあえず、直近でやっていた作業からネタを拾いましょうか。

 Chorus STの演奏会を9月に開催することになっているのですが、そのチラシやチケットやプログラムの印刷を担当しています。
 今日からチラシ配布がはじまったので、いちおう情報解禁と考えて良いでしょう。
 チラシのデザインは、団員のひとりの息子さんがイラストレーターで、その人がやってくれたので、私の役目は、文字稿の用意と印刷所の手配でした。

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