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字幕のお仕事『四季』その後 [お仕事]

 この前の川口第九を歌う会自主公演、ハイドン『四季』公演についての文集がまとまって、先日手渡されました。この団体では「フロイデ・ニュース」という月報を出していますが、本番後には「響」という冊子を出します。その本番についての感想文を、指導者・独唱者・合唱団員などなどから寄稿して貰って1冊にまとめたものです。今回私も寄稿しましたが、私は今回は字幕担当でしたので、そのことについて書きました。
 字幕というのは舞台に乗っている人は見ないわけなので、当然ながら字幕について触れている人はほとんど居ません。それでせめて私が話題にしようと思ったわけですが、その字幕について、思いがけないところで大量に触れられていたのです。それはこの冊子の中の、お客のアンケートをまとめたページです。
 すべてのアンケートを網羅したわけではないとは思いますが、65人からの反応が転記されていました。その中で字幕について触れていたのが、実に17名、4分の1以上にあたっています。若い人からの1通だけは、字幕とプログラムの登場人物名の表記を揃えて欲しいという要望でしたが、あとは「字幕があって良かった」「字幕が的確でわかりやすかった」という称賛の言葉ばかりで、当の担当者である私のほうが、いささか面映ゆくなるような有様だったのでした。こんなに好評とは、まったく思いもよらぬことでした。

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